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画像診断 IDUS, POCS

膵臓疾患は早期診断に有効な血液学的マーカーがないなど、画像診断に頼るところが多く、マルチスライスCTや高解像度MRCPの登場で早期診断できるケースが増えて来ました。

とくに、MRCP(magnetic resonance cholangio-pancreatography: 核磁気共鳴膵胆管画像)の登場により、ERCPに代って合併症のないMRCPが選択されることが多くなり、診断としてのERCPが行われる件数も減少してきています。

CT,、MRI、 PETなど低侵襲性検査法の発展で患者側の負担も減って来ましたが、やはり、直接内部からの画像診断は欠かせないものです。

EUSは内視鏡検査のなかでは侵襲も少なく、早期慢性膵炎、IPMNなどのスクリーニングから精密検査として幅広く応用されています。

ここ数年は、EUS装置の改良と新しい超音波造影剤(ソナゾイド)などによる造影ハーモニックEUS検査(contrast agent enabled contrast-enhanced harmonic EUS: CEH-EUS) が標準的になっているようです。

超音波造影剤に「Levovist(レボビスト)」を用いていたころは出来なかった微細脈管の描出が可能になり、より正確な画像が得られるようになったそうです。

慢性膵炎や膵腫瘍性病変についてはもっとも多用される検査になりそうです。

膵管内乳頭粘液性腫瘍 (intraductal papillary mucinous neoplasm of the pancreas: IPMN)では、膵管腔内超音波検査 (intraductal ultrasonography: IDUS)、経口的膵管鏡検査 (peroreal pancreatoscopy: POPS)などが行なわれるそうで、こういった内視鏡の検査の発展によって小病変でも診断可能な事が多くなってきました。

*POPSの画像を見せてもらいましたが、膵管内が胃カメラの時の食道のように移っていてけっこうグロいです。

膵管内超音波検査法(IDUS)は、元々、血管内用に開発された超音波プローブ(EUSの先端についているやつ)を膵管内用に応用した物で、EUSよりもより近くから超音波画像が得られます。

膵管内乳頭腫瘍の主膵管型では浸潤の有無や外科的切離線の決定に、分枝型では質的診断や局在診断により手術適応の決定に利用されています。

また、膵島細胞腫の診断では、主膵管と病変の距離も正確に認識可能で、主膵管狭窄膵炎膵癌との鑑別にも有用です。

経口的膵管鏡検査 (POPS)もERCPを応用した検査で、膵管内隆起病変の詳細な診断が出来るので、膵管内乳頭粘液性腫瘍 (IPMN)の診断に対して有効です。

食道、胃や大腸カメラと同じく、粘膜表層の毛細血管粘膜微細模様が色調の違いとして表示される狭帯域光観察(Narrow Band Imaging:NBI)との組み合わせにより、精密診断が出来るようになってきました。

検査の診断能力は上がっているのですが、治療という点では中々先が見えないのが膵疾患の難しいところです。

早期に発見できても、動脈門脈や他の臓器とも密接な位置にあるのはもちろん、手技自体の頻雑さや、合併症の膵液瘻などの懸念もあり簡単に切除するというわけにはいきません。

閑話休題、1000年に1度の「999」の日 SL特別列車運行 静岡・大井川鉄道では、銀河鉄道999劇場版第1作の公開30周年記念の特別運行が行われ、車掌さんやメーテルも登場し、C11機関車の先頭に輝く「999」の文字に、ファンは大盛り上がりでした。

宇宙戦艦ヤマトの実写版が製作されるそうですが、999の方が作りやすくて当たると思うのはわたしだけでしょうか?

999.jpg



[ 2009/09/09 21:35 ] 膵臓 すい臓癌 | TB(0) | CM(0)
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