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追跡調査

先日、追跡調査に回答して来ました。

追跡調査とは、患者さんがどのような治療をされ、またどのような治療結果であるかを調査するものです。

追跡調査の目的は治療を受けておられる患者さんを対象にどのような治療が行われ、またその治療法を行うことによって本当に予後を改善しているのかどうかのデータを蓄積し、将来の治療に役立てるために行なわれます。

慢性膵炎の追跡調査は「厚生労働省難治性疾患克服研究事業難治性膵疾患に関する調査研究班の全国調査」などのようなものが行なわれています。

アルコール性膵炎患者さんの予後は非アルコール性膵炎患者さんに比べて悪い傾向にあり、アルコール性膵炎では、一般的な治療に加えて、禁酒を守ことが予後の改善に重要。

慢性膵炎患者の標準化死亡比(一般集団との死亡の比率)は1.55と高く、死因別では、悪性新生物による標準化死亡比は2.02と一般集団よりも有意に高率で、特に膵癌は 7.84と著しく高くなっています。慢性膵炎の患者には、年率約4%の割合で糖尿病が発症します。さらに、膵癌をはじめ種々の悪性腫瘍を合併する頻度が高く、生命予後が悪い疾患であることが追跡調査によってわかっています。

また、糖尿病の合併率を調べると、94年に38.2%だったのが、06年には54.3%に達しています。

死亡時年齢は67.3プラスマイナス11.6歳で、男性67.2プラスマイナス11.1歳、女性68.7プラスマイナス14.8歳であること。

慢性膵炎の主な死因は悪性腫瘍が43.1%、肺炎・感染症8.2%で、悪性腫瘍の中では膵癌が22%と最も多くを占めるが、肺癌など他の臓器の悪性腫瘍も多かったことから、膵臓だけではなく、悪性腫瘍全般について定期的に検査を行う必要があることなども判明して来ています。

今回私が回答して来たのは、膵炎ではなく、FOYによる血管炎静脈炎)とショックに対しての経過についての調査でした。

「血管炎」「静脈炎」は病名ではありません。今現在、血管(静脈)に炎症が起きている ということを言っているに過ぎません。
静脈炎は血管から薬剤がもれなくても血管自体が炎症を起こすことで、点滴の種類にもよりますが、FOYや抗がん剤など強い薬では血管の走行に沿って赤く腫れたりすることがあります。
私の場合は、左1本、右2本が血管に沿って、2年たった今でも赤く腫れています。

そういえば、その副作用が起こったときに登録をしていました。通常は電話や郵便で予後についての問い合わせがあるらしいのですが、私の場合は2週に一度くらいは病院へ行っていますので、待合の暇な時間に回答してきました。

これは、厚労省が行なっているのではなく、病院の薬剤部か薬品会社が行なっているようでした。

FOYとフサンは膵炎治療に使われる最もポピュラーな薬ですが、フサンには高カリウム血症、FOYには血管炎という副作用がついてきます。

ショックについては、それ以来出ていませんし、後遺症もありませんので、簡単に(無し)に丸をつけて終わりでした。

血管炎静脈炎)については、当時、リンデロン4mg+1%キシロカイン2mLを患部に注射するという治療を1週間行なって一応収まることは収まりました。
しかし、そのとき潰れた血管2本は未だにルートには使えませんし、皮膚の変形も残ったままです。

シル酸ガベキサートによる皮膚障害は半年から2年後でも進行し続けるケースもあるというので、一応皮膚科も受診しました。

結果、皮膚障害の進行は止まっているものの、潰れた血管の再生はなかなか難しいようです。

急性増悪を起こさなければ、1,2本使えなくても問題はないのですが、出来れば病気を患った当初のように「おいしそうな血管」とほめられる状態に戻ってほしいものです。

抹消血管が使えないと、中心静脈を狙われることになってしまいますからね。

[ 2009/09/08 07:36 ] 膵炎 急性膵炎 | TB(0) | CM(2)
FOYの濃度はかなり濃かったのかな?
私は悪名高い評判のレミナロンで見事に血管炎を起こしましたが
500mlに100mg溶かしたものを4時間掛けて持続点滴している時に漏れたので、
濃度が低かったからか、なんとか跡は残らず治りました。
当時の写真を見るとなかなか見事なものがありますがね。(汗)

FOYは血管炎、フサンには高カリウム血症があるということで
軽症の膵炎だとミラクリッドが第一選択になることが多いのでしょうかね。
[ 2009/09/08 17:32 ] [ 編集 ]
私は見事に黒い筋が2本と黒斑が一つ残ってしまいました。
炎症が軽い場合はミラクリッドが第一選択として使われることが多くなって来ましたね。安いし。(笑)
膵炎でよく使われるところではヒドロキシジン(アタラックスP)も血管外漏出に注意すべき薬剤なのですが、こちらはあまり血管炎を起こしたという話を聞かないですが、膵炎では持続して使うことが少ないからでしょうね。
[ 2009/09/08 19:03 ] [ 編集 ]
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