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膵炎の判定

急性膵炎の判定は、

1 上腹部に急性腹痛発作と圧痛がある

2 血中,尿中あるいは腹水中に膵酵素の上昇がある

3 画像で膵に急性膵炎に伴う異常がある

上記3項目中2項目以上を満たし,他の膵疾患及び急性腹症を除外したものを急性膵炎とする。ただし慢性膵炎の急性発症は急性膵炎に含める。

 注:膵酵素は膵特異性の高いもの(p-amylaseなど)を測定することが望ましい。

とされています。

2の膵酵素については現在では血中の膵アミラーゼ(P-amylase)、リパーゼ(lipase)を指します。基準の5倍以上の値のときに急性膵炎を疑われます。
3~5倍位の値が長く続くときは慢性膵炎を疑うようです。

基準値は医療機関によって多少の差はあるようですが、おおむね50~60以下とされています。
激しい炎症を起こしているのですから、当然白血球とCRPの値も高くなっています。
こちらの基準値は、白血球が100、CRPが0.1くらいです。

これらの値が高いと膵炎を疑って画像検査にはいります。

膵アミラーゼは膵臓の特異性が高いのですが(ステロイド服用でも高くなります)、
胃・十二指腸潰瘍の穿孔、急性の胆管・胆嚢炎、腸閉塞、腹膜炎などでも、
すい臓が障害されたり膵液の排出が妨げられるため、膵型アミラーゼが上昇することがあります。
この場合は、それぞれの病気が主原因で膵炎は一時的な合併症として起こっている場合が多く、主原因を取り除けば治癒するそうです。
*膵臓は不可逆性の臓器ですから損傷した部分があればそれは再生できません。

リパーゼは他にすい臓がん、膵嚢胞、腎不全、肝障害などの場合も高い値を示すそうです。

このように、膵アミラーゼやリパーゼの値が高いからと言って、膵炎の診断を下すのは、
他の疾患を見逃すことになりかねません。
結局、膵炎かどうかの判断は画像診断にゆだねられることになるります。
私も血液検査だけでは決して膵炎持ちだとはバレません。
現在の機器は精度がいいのでミリ単位で精査できます。
検査の時には併せて画像検査も受けましょう。

[ 2007/11/01 15:02 ] 膵炎 慢性膵炎 | TB(0) | CM(0)
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