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急性膵炎診療ガイドライン〈2010〉

急性膵炎診療ガイドライン〈2010〉が7月末に発刊されました。

第二版は8章であったのですが、今回、

第 9章 ERCP後膵炎―消化器内視鏡関連手技後の膵炎
第10章 臨床指標(Clinical indicator:CI):Pancreatitis Bundle


が追加されました。

第二版とは、第VII章 急性膵炎の重症度診断における急性膵炎重症度判定基準(2008)の採録が大きな違いですが、その他にも改訂された箇所があるので、改めて書いてみます。

厚生労働科学研究費補助金難治性疾患克服研究事業;難治性膵疾患に関する調査研究(下瀬川班)による平成20年度総括・分担研究報告書において、急性膵炎重症度判定基準(2008)の検証が報告された。これでは、これまで用いられていた旧重症度基準で重症とされた症例のうち約半数が新基準では軽症とされるなど抜本的改訂であった。このままでは第2版ガイドラインとの整合性が全くなくなるということで、今回、第3版の改訂を行ったわけである。
第3版では、予後因子のみで重症度を判定できるとともに、造影 CT Gradeと合わせて重症とされるものでは死亡率がきわめて高いことがわかった。これに伴う改訂が所々に見られている。さらに、今回初めての試みであるが、臨床指標 [Clinical indicator(CI):Pancreatitis Bundle]を提示した。これは、急性膵炎の診療の質を向上させ、ガイドラインの遵守度を評価することが望ましいとされており、今回提示した。
このようなことで、本ガイドラインが臨床医に適切な情報を提供し、なにより患者に対し最良の医療が行われることに役立てば幸いである。
(「序」より)


第I章 ガイドラインの目的・使用法・作成法 には、11.利益相反が追加されています。

第III章 用語の定義 には、浮腫性膵炎、アルコール性膵炎、胆石性膵炎が追加されています。

第VI章 急性膵炎の診断 には、胆石性急性膵炎の成因診断が追加されています。

第VII章 急性膵炎の重症度診断 には、単一マーカーによる重症度判定が追加されています。

第IX章 ERCP後膵炎-消化器内視鏡関連手技後の膵炎- 追加
 1.ERCP後膵炎の診断
 2.ERCP後膵炎の発症頻度
 3.ERCP後膵炎の危険因子
 4.ERCP後膵炎の予防

第X章 臨床指標(Clinicalindicator:CI):Pancreatitis Bundle 追加

CT検査における造影剤の使用に関する企業への質問および回答書 追加

PancreatitisBundleチェックシート 追加

急性膵炎診療ガイドライン〈2010〉


[ 2009/08/19 07:50 ] 膵炎 急性膵炎 | TB(0) | CM(0)
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