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慢性膵炎の定期検査

更新が滞っている間にいろいろと書くべきことが溜まっているのですが、とりあえず定期検査について。

慢性膵炎と診断されれば、投薬治療とともに膵の経過観察のために定期的な検査を受けることになります。

膵検診のエントリーで書いたように、3~6ヶ月のスパンで画像診断を、血液検査は1~3ヶ月の間で行うのが一般的だと思われます。

安定した病態(いわゆる間欠期)にある方なら、薬事法が改正されて膵炎の薬はほとんどが長期処方出来るようになったので3ヶ月に一度の通院というパターンの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

慢性膵炎の定期検査の意義としては、以下の二つに注意して行われます。

・膵臓癌の早期発見

・合併症(膵石症・膵性糖尿病など)の早期発見

画像検査の種類としては、

膵臓の全体像を診断するもの……EUS、CT

膵管の様子を診断するもの………MRCP、ERCP

おおまかに分けて2種類あるのではないかと思います。

膵管の拡張具合については、外部エコーでもそこそこわかるので、定期検査では主に膵臓の全体像を診て、繊維化・石灰化の進行具合や腫瘍が出来たていないか、大きくなっていないかなどを診ることになるそうです。

定期検査にはEUSとCTを半年毎に交代で行うことが一番多いようで、私も早期慢性膵炎の診断基準に沿ってEUSを受けて診ました。

EUSというのは胃カメラの先端が超音波発信装置になっているもので、体の中(胃・十二指腸)から膵臓の様子を探ろうというものです。

胃カメラよりは少し太いですが、ERCPにくらべると綿棒くらいなものです。
しかし、最近では患者の苦痛を和らげるために、ドルミカムとソセゴンなどを併用して、夢うつつのまま行う病院が多いようです。
ちなみに、私の病院では使う薬剤を指定出来ます。

最近のEUSでは、12時間前から絶食、4時間前から絶飲というケースが多いでしょうか。
当日は発泡剤を飲みキシロカインでのどの感覚を麻痺させる前処置を行うことが多いそうです。

次にはブスコパンの注射で胃・腸の動きを止めるパターンや、ドルミカム+ソセゴンで夢気分、アタP、セルシンでうとうとなど患者がオーダーしたもので挑むことが多いようです。

薬剤を選んで、ルートをとると検査台の上に乗ることになります。
右を下に横向きになり、マウスピース、鼻チューブ、バイタルサイン計測器をつけたら準備完了です。

私はいつもドルミカム+ソセゴンを選びます。

私の場合、今回は意識下で行った(正確にはドルミカム+ソセゴンを選択し極量まで使ってもちっとも効かなかったので強行した)のですが、主治医が神の手なのか(笑)、まったくスムーズに行きました。
いつも、EUSで撮影した後、アタッチメントを換えて、食道から胃・十二指腸まで普通の胃カメラのように移してもらうのですが、このときもマウスピース越しに世間話をしながらでも大丈夫でした。
EUSが20分+胃・十二指腸カメラが10分くらいです。
検査後は使う薬によって30~60分安静にしてから動けるようになります。

これらの時間を入れても2時間あれば十分だと思います。

お代は使う薬によるのですが、診断料込みでも5000円くらいにおさまります。

これからはEUSによる検査が増えてくると思いますが、最近のEUSはカラーだし、各部の大きさ厚さなども画面上に表示されるので素人でも少し説明してもらえれば、自分の膵臓の状態を知ることが出来るようになっています。
これからEUSが膵臓検査の主流になっていくかもしれませんね。
ただし、まだ鼻からのEUSは無理なようです。(笑)

こういった検査は医師と患者が話しながら出来るものですから、その場で結果はわかるのですが、一応画像関連はカンファにかけるのが原則のようで、正確な検査結果は2,3日後になることが多いようです。

関連記事

このブログ内のEUSに関する記述のあるエントリー

早期慢性膵炎の診断基準

慢性膵炎診療ガイドライン

[ 2009/06/01 16:48 ] 膵炎 慢性膵炎 | TB(0) | CM(6)
あー、あみちゃん。
ブログ更新されてる。。・°°・(>_<)・°°・。

えっと、薬事法改正?と思って調べてみました。
この間からレンドルミンが30日処方してもらえているので、あれ?と思っていたのですが
去年から改正になっているのですね。
でも、コデインは14日処方のままという謎・・・(笑)

EUSは胃カメラに綿棒?
じゃ、余裕ですね。
造影剤も使わなくていいし、こちらが主流になっていくのかな。
EUSのできるドクターを養成するのが先決でしょうか。
[ 2009/06/01 17:49 ] [ 編集 ]
しばらくblogの更新が止まっていると具合が悪くなっているのかと ついつい心配してしまいますが検査などで お忙しかったのですね!
今回の検査は多少 楽に終わったようでヨカッタですo(^-^)o普通の胃カメラですら意識がある中ですると相当 辛いのにEUSでスンナリ終わったなんて余程 先生の腕が立派だったんですね!
出来れば鼻からの内視鏡の細さの物を口から入れられるようになる事を願ってます…
今はカプセル飲んで遠隔操作で内視鏡 出来る所もあるのですから色んな検査が楽チンに負担無く早く出来るようになってほしいです。
[ 2009/06/01 23:10 ] [ 編集 ]
久しぶりだぁね
EUSが胃カメラより太いのに、ERCPと比べると綿棒?
胃カメラでさえダメなあたしはどーすりゃいいんだヾ(_ _*)

しかし、検査を半年以上してないあたしはどーなんだ?
ま、血液検査が良好だからって事よね?じゃなきゃ膵炎じゃないって事よね。
[ 2009/06/01 23:48 ] [ 編集 ]
Re: タイトルなし
掲示板の方でハートフルなコメントありがとうございます。

> 造影剤も使わなくていいし、こちらが主流になっていくのかな。
> EUSのできるドクターを養成するのが先決でしょうか。

そうですね、ゲーゲー吐きながらでも押さえつけて出来ますから、CTよりも気軽にできそうです。
患者がグダグダ文句言ってるのを聞き流せる不動心があれば、胃カメラとそんなに変わらなく出来そうですよ。
[ 2009/06/02 10:40 ] [ 編集 ]
Re: タイトルなし
EUSの場合管の中にいろんなものが通っていますからね、超音波装置や針などで極小のものが開発されれば細く出来るかもしれませんね。
ただ、内視鏡室の看護師さんに言わせると、器具の小ささより腕の方が大事らしいですよ。
意識がない状態ですると楽でいいのですが、意識があってアレコレ説明を聞きながら受けるのもおつなものでした。(笑)

[ 2009/06/02 10:47 ] [ 編集 ]
Re: 久しぶりだぁね
> EUSが胃カメラより太いのに、ERCPと比べると綿棒?
> 胃カメラでさえダメなあたしはどーすりゃいいんだヾ(_ _*)

どうしても暴れる患者は押さえつけてやるらしいから、大丈夫ですよ。
術後膵炎で苦しむことに比べれば、3,40分吐き倒すことぐらい軽いものです。(笑)
[ 2009/06/02 10:50 ] [ 編集 ]
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