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慢性膵炎とかかりつけ医

慢性膵炎は後期高齢者診療料の対象疾患(糖尿病、脂質異常症、高血圧性疾患、認知症、結核、甲状腺障害、不整脈、心不全、脳血管疾患、喘息、気管支拡張症、胃潰瘍、慢性膵炎)にも入っているくらいですから、定期検査以外は間欠期のケアはかかりつけ医で行うのが通常だとされています。

ただし、定期検査以外にも専門医、専門病院を紹介したほうが良い場合があります。

1.健康管理・食事療法が出来ない場合

 特に禁酒です。アルコールは慢性膵炎の進行を早めたり、急性増悪を引き起こす因子ですが、
 慢性膵炎の場合は、内科医にと説かれてもなかなか禁酒出来ない患者さんが多いようです。

 この不適切な飲酒が続くき慢性化した場合は、慢性膵炎→アルコール症になります。
 アルコール症となれば治療の中心はアルコール症専門治療がメインになります。
 急性増悪を繰り返すとともに不適切な飲酒が続く場合は、消化器学会も
 「アルコール性慢性膵炎で禁酒を守れない場合には、
 他の治療を行ってもほとんど意味はありません。」と記していて、
 アルコール症専門病院への転院が検討されます。

2.コントロール不良の膵性糖尿病


 慢性膵炎による膵性糖尿病ではインスリンの低下のみではなく、
 グルカゴン分泌低下が起こります。
 このため、インスリンによる治療だけでは低血糖を引き起こす場合があり、
 膵性糖尿病の治療に長けた施設へ紹介すこととなります。

3.急性増悪重症化の場合

 この場合躊躇せず高次施設への搬送が求められます。

4.膵石症の場合

 膵石が主膵管内で膵管内圧の上昇の原因となって、急性増悪や腹痛を繰り返す場合。
 これに対する処置として、ESWL(対外式衝撃波結石破砕療法)や、
 ERCP下による除去が必要なため可能な施設へ紹介します。
 
5.仮性のう胞等

 慢性膵炎の約30%に合併する仮性膵嚢胞の多くは貯留嚢胞で、
 膵管自体の狭窄や膵石などによる二次的な膵管閉塞により引き起こされます。
 慢性仮性嚢胞の治療適応には嚢胞径などの明確な基準はありませんが、
 症状を伴うときや十二指腸狭窄等のあるときは内視鏡的処置が必要になります。

 また、胆管狭窄、膵管狭窄などが起こった場合もステント挿入には、
 内視鏡的処置が必要になりますので、可能な設備を有する施設に紹介します。

6.疼痛コントロールが不良な場合

 この場合も内視鏡的処置で膵管にステントを挿入する、
 医療用麻薬によるコントロールなどを検討できる施設に紹介します。
 
慢性膵炎や自己免疫性膵炎では、患者間による病態の差や進行の速さはまちまちでなので、普段の状態との比較が出来るように、患者と医師の双方での細やかな管理が必要とされます。
特に膵性糖尿病を発症してからは、インスリンによる管理状態のチェック、変更など大病院の短い診察時間では対処しきれないので、かかりつけ医、あるいは専門外来のお世話になることになります。

[ 2009/04/19 10:23 ] 膵炎 慢性膵炎 | TB(0) | CM(2)
今の大学病院に通い出す前は小さな消化器科へ通っていましたが紹介状 書いてもらってからは大学病院以外のかかりつけ医はいない状態です。

私くらいの膵炎レベルならスグに、かかりつけ医を紹介されて大学病院から出されてしまうのかなぁ~とおもっているのですが……その様子が無いのが不思議でたまりません。
大学病院だと外来の時間が午前中イッパイだからイザとなったら行きにくいんですよね!午後でも診療してくれる かかりつけ医って必要なのかなぁなんておもいながらも通ってます(笑)
[ 2009/04/19 13:19 ] [ 編集 ]
>私くらいの膵炎レベルなら

って思っているのは本人だけかもしれませんよ。(笑)
[ 2009/04/20 13:27 ] [ 編集 ]
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