スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

膵炎 入院生活

入院当初はチューブだらけだった状態も3~7日でだんだん自由の効くようになってきます。

ルートから点滴はつながったままで、痛みもフェイススケールで3くらいは残っているのですが、転げまわるわけでもなく、そろそろ飲水が可能になってきます。

大量の点滴が一服するとむくんだ身体もだんだん絞れてきます。(このあとにとどまることなく体重が減少して行くのですが...)
このころになると、清拭とベット上のシャンプーだけだったのが、看護師さんの付き添いつきですがシャワーを使えるようになって、すこし人間の生活に戻ってきます。

1日2回だった採血が1日1回になり、点滴棒をガラガラ押しながら病棟内をウロウロしたり、初めのうちは激痛で何も考えられなかったのが、次第に退屈を感じてきます。
食事はまだまだなので、メリハリのない単調な生活です。

このころからお見舞いに来てくれた人の対応も出来るようになります。

順調に回復してくると、このあたりから食事をいつ再開するかというお話になってくると思います。
いつまでも点滴だけでは栄養が取れず身体が持ちませんから、

食事を再開する。

鼻腔栄養で膵臓をパスして腸に成分栄養剤を流す。

中心静脈から高カロリー点滴に切り替える。

食事を再開するのが一番スマートな方法ですが、食事を取ることによって膵の安静が失われて膵炎を再燃させる可能性があります。

鼻腔チューブで栄養剤を流し込むのは腸の動きの面からいっても良いとは思うのですが、患者さんのなかには拒否反応が強い方もいらっしゃるようです。

中心静脈点滴は入れてしまえば患者にとっても楽ですし、医療機関にとってもDPCの診療報酬算定期間が延びる、ルート取りに苦労しなくて済むというメリットがあります。
ただし、感染症や複数の薬剤の混合が出来ない場合はやはり末梢静脈からルートを取ることになります。

どの方法も一長一短があるわけですが、早く退院したい人は成分栄養剤(商品名:エレンタール)を飲みます。(笑)

多くの場合、この時点ではFOYやフサンなどの投与は終わっていますので、患者にとって後は食事と痛みの問題です。
幸い膵炎の食事は自己管理が出来ますし、痛みも入院当初の死を覚悟するほどの痛みを思えば軽いものです。
最近の病院はチームナーシングが主流のようで、1週間もあればチームの看護師さんとも一通り仲良くなって下界が恋しくなりますよね。
渡された入院計画書やクリニカルパスにも退院のメドは書いてないし、いつ退院できるんだろうと思いながらネットで情報を検索したりします。

血液検査の結果も基準値までとは言えないまでも、まぁ三桁前半までは下がっている頃でしょうし、白血球やCRPも下降線を描いてきます。
白血球やCRPは炎症の度合いを示す目安ですが、日ごろの自分の値とも関係ありますので、コレだけを目安にするわけに行きませんし、アミラーゼ・リパーゼ・トリプシンも膵炎の重症度とは関係がありません。
CTをバンバン取れれば、お腹の中の炎症の具合や腹水やのう胞などの状態が見られていちばんいいのでしょうが、放射線被曝量との関係でそうそう撮るわけにも行きません。

そんなわけで、食事を取りながら様子を見るということになります。
水定食から始まって、重湯、三部粥、五分粥...膵炎食と移って行きます。

この頃と前後して、膵炎という病気の説明、膵炎発症の原因究明、退院後の生活、食事指導などが始まります。続く...

[ 2009/01/21 02:37 ] 膵炎 急性膵炎 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://amylase.blog121.fc2.com/tb.php/545-bb0630c8




最近の記事+コメント
BBS

Twitter Updates

    follow me on Twitter
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。