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慢性疼痛

ペインクリニックでは「疼痛閾値」という単語を良く耳にします。

疼痛閾値とは、痛みの感じやすさで、具体的には痛みと感じる最小の刺激レベル(程度)を指しています。

最近はこの疼痛閾値を計るのにニューロメーターが使われることが多く、例えば100Hzの電流を流して痛みを感じる人が平均的な疼痛閾値の感覚を持っているとすると、
50Hzで痛みを感じる人は疼痛閾値の低い人(敏感な人・痛みに弱い人)となります。
逆に150HZぐらいで痛みを感じ始める人は疼痛閾値の高い人(鈍感な人・痛みに強い人)と言えます。

この痛みに対する強さは、性差、年齢差、環境などで大きく変わってきます。
また、同じ人に同じ強さの痛みを与えても経験を積んでいれば、その痛みに対する疼痛閾値は上がっているのが普通です。

普通の消化器内科では出ない薬だと思うのですが、この疼痛閾値の低下を防ぐ薬と言うものがペインクリニックでは出されることがあります。

ノイロトロピン(下行性疼痛抑制系賦活型疼痛治療剤) 薬価39.10円

特異な作用をもつ鎮痛薬です。痛みの神経の感受性を低下させることで、鎮痛効果を発揮します。腫れをともなう強い痛みには向きませんが、慢性的に長引くような痛み、ピリピリする痛み、あるいは冷えをともなう足腰の痛みなどに適します。

ノイロトロピンは、痛みを伝達する神経の働きを抑制することで、モルヒネなどオピオイドとは異なる作用メカニズムで痛みを抑えると考えられています。

慢性疼痛は、組織障害の治癒後も続く痛みで、はっきりした器質的原因は見出されていませんが、慢性疼痛の発現には、下行性抑制系の可塑的変化が関与していることが報告されています。
痛みが長引くと徐々に疼痛閾値が低下し、これまで痛みと感じなかった動作、触覚などによっても痛みを感じるようになる。ということです。

このように、疼痛閾値の低下は、痛みの感じやすさを増加させ、それを増幅させるので、疼痛閾値の低下を抑制することができれば、慢性疼痛を効果的に治療することが可能となるではないかと言われています。

痛みの神経の感受性を低下させることで鎮痛効果があるというかなり変わったアプローチの薬です。
しかし、ペインクリニックなどでは、慢性的に続く痛みの鎮痛薬として効果があると認められたかなり貴重な薬のようです。
服用した感じは、良くわかりません。急性期に絶大なな鎮痛効果を望むことはできませんでした。
しかし、慢性疼痛に関しては、他の方にはかなりの効果が期待できるかもしれません。
将来、この系統の薬の開発が進めば、薬さえ飲めば痛みを気にせず普通に生活できるようになる可能性があるいうことで積極的に開発・研究がされているようです。

 痛みは通常、末梢神経-脊髄-視床下部-大脳と伝達される。最終的には頭で認知されているから、その時の様々な環境、精神心理、肉体の状況により、同じ様な強さの刺激が神経を通って伝えられも、違った強さの痛みとして感じる。          

痛みの感じやすさ(疼痛閾値)に関して個人的なコンディションでは                    

閾値を下げる(痛みが強くなる)因子                

 不眠、疲労、不安、恐怖、怒り、悲しみ、うつ状態、社会的・個人的孤独感、いらだち

.閾値を上げる(痛みが和らぐ)因子                 

 人とのふれあい・会話、気分の高揚、熟眠、気晴らし、楽しいことへの集中、やすらぎ

[ 2009/01/10 07:10 ] 膵炎 薬 | TB(0) | CM(0)
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