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膵炎と痛み

こちらの更新もできるだけしなければと、去年の話題から続きを。

膵炎と言うのは本来そうそうかかる病気でもなく、10万人当たり20~30人と言われてます。
複数の病院をかけもちされている方の重複を考えれば、5000人に一人くらいでしょうか?

これがどれくらいの割合かと言えば、マイケルジャクソンの患っている遺伝子疾患のひとつ、「アルファ1型アンチ・トリプシン欠乏症」にかかるのと同じくらいの割合です。

去年から2箇所ほどペインクリニックに冷やかしに通っているのですが、慢性膵炎で通っている人はそう珍しくないようです。

どちらも受付で問診表や質問書を記入するのでが、持参した検査結果ですんなり事が運びました。
ペインクリニックは痛みそのものが病気であるものを取り除くためのものなので、明らかに原因となる疾患があってそちらの治療が優先されるときは対象になりません。

たとえば、こんな質問がいくつか並んでいたりします。

 ・ある女性が自分の夫の葬式で、知らない男性に出会いました。
 ・彼女はこの男性を素晴らしい人だと思いました。
 ・まさしく彼女の運命の相手だと思い、恋に落ちました。
 ・数日経って、彼女は自分の子供を殺しました。

質問: 彼女が子供を殺した動機は何でしょう?

引っ掛け問題ではないのですが、正解できるのは男性で300人に一人、女性で100人に一人だそうです。

話を戻しますが、ペインクリニックでの治療は薬物と神経ブロックが主になって入るようです。
慢性膵炎が進行された方は、糖尿病による神経障害と頚椎や腰椎から来る痺れを判別する為に神経伝達検査を定期的に受けられていると思いますが、ペインクリニックでも神経ブロックの前には必ずコレをするようで、受けてまいりました。

また、ニューロメーターで痛みの強さも計ってきました。
ニューロメーターは初体験だったのですが、技師の方によると痛みに強い人と弱い人で極端に反応が分かれるようです。
技師の方と談笑しながら1時間の検査を楽しむ人もいれば、15分くらいで泣き出す人もいるようです。(笑)

結果、2件とも薬物治療になったのですが、どうやら神経ブロックというのはすい臓にあまり効かないようです。
急性膵炎痛みと言うのは、膵液による自己消化で内臓が溶けていくために痛むのであって、これは神経ブロックをしていても痛いものは痛いようです。
自分の内臓が溶けて行っているのですから尋常では無い痛みですよね。
で、この場合は硬膜外ブロックを1週間ほど打つことが多いようです。
一般の術後と同じようなものですね。本人の自己管理が出来るならば背中からチューブを出して自宅に戻る事も可能なようで、1日3回麻酔を足しに診療所に通う人もいるようです。

もっとも、このあたりの痛みが出るようになるとペインクリニックに通ってる場合ではなくて急性期病院に入院すべきなのでしょう。
内臓が溶けだしてるのに痛みだけ止めてもお陀仏になってしまいますからね。(笑)

急性膵炎のように膵アミラーゼリパーゼが1,000以上無くても、基準値の2~3倍くらいあるならば、ペインクリニックへ行くよりも膵炎の治療に専念した方が良いようです。
膵酵素が高くて痛いと言うことは、少しづつではありますが内臓の自己消化が起こっていて、蝕まれて行っていると言うことですから、痛みさえ止めればよいと思っていると取り返しがつかなくなります。

逆に、非代償期や自己消化を起こすほど膵酵素が漏洩していないときは、痛みをとるのが主目的ですからのぞいて見る価値はあるんじゃないかなと思います。

こちらは膵炎を治すのが目的ではなくて、痛みを取り除くのが目的なので、膵炎では使わないような薬や検査もあり、その過程で別の痛みの原因がわかる事もあるようです。



[ 2009/01/08 16:34 ] 膵炎 慢性膵炎 | TB(0) | CM(0)
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