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慢性膵炎と膵臓癌

全がん協加盟施設生存率協同調査(全がん協というのは~がんセンターと呼ばれるところの総本山です)が、部位別臨床病期別5年生存率というものを発表しているのですが、

すい臓癌の成績の悪さは抜き出たものがあります。
ステージ1から順に、36.2-9.5-8.7-1.6(%)となっています。
ステージが判明しているものの中の半数以上がステージ4での癌発見となっています。

すい臓癌の治療に置いて全国屈指の大阪府立病院機構 大阪府立成人病センターでは、早期の膵がんは内視鏡検査だけでは診断することができませんが、当科では内視鏡検査時に採取した膵液に含まれるがん細胞を顕微鏡で検査し(細胞診)、手術できる予後のよい膵がんを発見できるようにしました。手術できない膵がんに対しては、抗がん剤と放射線治療を組み合わせた新しい治療法を独自に開発し、よい治療成績を上げています。

慢性膵炎膵臓癌の関係 


慢性膵炎の治療は、症状の再燃を予防するための禁酒や脂肪摂取量の抑制といった生活指導と、蛋白分解酵素阻害薬のカモスタットメシル酸塩(商品名:フォイパン)、PPI薬(商品名:パリエットなど)、消化酵素剤(商品名:ベリチーム)、去痰薬(商品名:ビソルボン)の処方が中心です。
薬の処方だけで、長年、経過観察されているケースが多いのですが、大阪府立成人病センター消化器検診科主任部長(胆膵腫瘍内科)の中泉明彦氏は、慢性膵炎を診断した場合、常に膵癌発症の可能性も考慮して、定期的な画像検査を実施すべきだと述べられています。

2005 年に発表された厚生労働省の調査(主任研究者:産業医大消化器・代謝内科教授〔当時〕の大槻眞氏)で、膵石が見付かるなどして慢性膵炎と確定診断された患者1656例を8年間にわたって前向きに追跡したところ、慢性膵炎の患者は一般集団に比べて膵癌による死亡率が7.84倍も高いという結果がでています。確定診断までには至っていなくても、“膵炎様症状”を呈した患者には注意を払うことが重要だと指摘されています。それは、上腹部痛や血清膵酵素の上昇などの膵炎様症状が出現した後、いったん沈静化するものの、しばらくすると膵臓癌が見付かったというケースが見られるからです。

これらは、慢性膵炎に限らず、急性膵炎の場合も同じで、急性膵炎との診断で治療退院後、半年ほどで膵炎様症状を訴えて精密検査をしてみると、膵がんが発見されたというケースも身近で何件かありました。

前出の中泉氏は、「膵炎様の症状は、腫瘍マーカーよりも早く表れる膵癌のサインと考えられる。従って、膵炎様の症状が出たときに、腹部超音波、磁気共鳴胆管膵管撮影(MRCP)、造影CTなどの画像検査を行えば、癌の早期発見につながる可能性がある」とは話されています。

大阪府立成人病センターでは膵検診を3~6ヶ月のスパンで行っておられます。これは、超音波検査にて膵管拡張や膵のう胞など、膵に軽度の異常所見を認める人を対象に定期的に膵精密超音波検査および腫瘍マーカーなどの血液検査を行い、異常所見の変動を速やかに捉えて精密検査を指示するというのが本システムの基本です。

早期の膵がんでは特有の症状は殆どありません。時々起こるみぞおち痛・背中が痛い、下痢・嘔気・嘔吐。などの膵炎様症状が月1回程度出るだけのケースでも1年でステージ4まで進行してからの発見ということも少なくありません。

大阪府立成人病センター によれば、膵癌が疑われる契機

膵頭部に癌が発生すると容易に黄疸を発症します。それは膵頭部の中を、胆管(肝臓でつくられた胆汁を消化管に排出する管)が通っており、これが癌によって閉塞するからです。その他に、膵管閉塞による腹痛(尾側膵管拡張、膵炎による)も膵癌発見の契機となっています。初めて糖尿病と診断されたときや、糖尿病が悪化したときも要注意です。また、まったく症状がない状態でも、偶然に、腫瘍マーカーや膵酵素値の上昇、画像検査での膵臓の腫大、腫瘤で膵癌が見つかることがあります。となっています。

それでは、どのような症状の方が膵臓の検査を受ければよいのでしょうか?

という問いには、人間ドックで膵臓が少しおかしいと言われた方は、慎重に経過を見る必要があるでしょう。また、食後に胃がもたれる方、食べ過ぎ飲みすぎで軟便や下痢になりやすい方、急に糖尿病を発症した方、毎日アルコールを飲んでおられる方などは膵臓にも注意を払って検査を受けていただくとよいでしょう。ご心配な方は取りあえず内科初診を受診して下さい。と、記されています。

ちなみに、全国と比べて大阪府の喫煙率は特に女性において高く、がん検診受診率、47 都道府県中最下位群に属しています。(笑)

[ 2008/10/09 15:05 ] 膵炎 慢性膵炎 | TB(0) | CM(2)
膵臓ガン
親戚で膵臓ガンで亡くなった人がいるのですが、背中が痛いと訴えながらも発見されず、ガンとわかってからはあっというまでした。
選ばれし膵炎患者に必要なのは画像診断ですね!
エコーが三ヶ月に一回、CTが1年1回ぐらいのペースですが、これでOK?
[ 2008/10/09 22:15 ] [ 編集 ]
背中が痛い、腰が痛いと形成外科へ通って人が実は膵がんの痛みだったというのは良く聞く話ですね。
半年に一度EUSかERCPを受ければ完璧じゃないですか?(笑)
[ 2008/10/10 22:54 ] [ 編集 ]
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