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CTと被曝

CT検査膵臓の状態を見るために不可欠と言っても過言ではないくらい必須の検査です。

膵臓の炎症の広がりや腹部や胸部の変化などを正確に把握し、病状の進み具合を判断できるので、効果的な検査です。

膵疾患が疑われる際の腹部 CT検査は膵臓を中心に 5mmスライスにて行い、造影も行うことが望ましいとされています。


CTスキャナは単純CTから、ダイナミックCT、ヘリカルCT、64列マルチスライスCTへと進展していますが、原理は、X線とコンピュータを使い体の輪切り写真を作り体の内部を精密に調べる検査です。

大きく分けて、次のの2種類があります。

単純CT検査・・・造影剤という薬を使用しないで撮影する検査

造影CT検査・・・造影剤という薬を静脈注射して撮影する検査

時間は造影CTでも15~20分、単純CTなら10分もかからずに終わります。

注意事項としては、主に次の2つです。

造影剤に対するアレルギー・・・吐き気、嘔吐、熱感など

 水溶性ヨード造影剤・・・一般的に良く使われてきた造影剤です。

 非イオン型造影剤・・・上記造影剤よりもアレルギーが出にくいとされています。

 アレルギーの要因は大きくの4つに大別されます。

 (1)造影剤の物理的特性

 (2)造影剤の化学毒性

 (3)アナフィラキシ-様反応

 (4)心理的因子

 (1)と(2)は造影剤の高浸透圧性と非親水性ならびにイオン負荷が関係する用量依存性の反応で、(3)は化学伝達物質の遊離、抗原抗体反応などの活性化作用といった非用量依存性のアレルギー反応です。 しかしながら、実際に生じる副作用の各症状は、必ずしも単独の発生機序で発現するのでなく、むしろ心理的因子も含めた様々な要因が複合して生じています。

造影剤の副作用として、くしゃみ、発疹(蕁麻疹)、熱感、血管痛、嘔吐、冷汗、顔面蒼白、血圧低下、呼吸困難などがあります。 副作用の中で最も発生頻度の高いのは熱感です。
非イオン性造影剤は血中でイオン化しないため浸透圧が低く、血液に近いので副作用が少ないとされています。

検査にあたって技師から説明がありますが、造影剤副作用歴、アレルギー歴(特に喘息)、心疾患の既往のあるかたは、必ず申し出るようにして下さい。

放射線被爆・・・単純フィルム写真に比べてCTは放射線量がかなり多くなります。

 放射線の単位は100レム=1Sv 100ラド=1Gy 1Sv=1000mSv Sv(シイベルト) Gy(グレイ)

 人体に対する許容量は、医療法施行規則第30条の27から

 3ヶ月につき

 放射線従事者(全身)の最大許容被曝線量・・  30mSv(30000μSv)

 皮膚のみに対する被曝・・・・・・・・・・        80mSv(80000μSv)

 手 足 関節・・・・・・・・・・・・・・・           200mSv(200000μSv)

 妊娠可能な女子の腹部・・・・・・・・・・        13mSv(13000μSv)

 妊娠中の女子の腹部に対して妊娠と
 診断された日から出産までの間に対し・・     10mSv(10000μSv)

 年間(全身)の最大許容被曝線量・・・・・       50mSv(50000μSv)

 国連科学委員会(ICRP)によると現在及び将来においても
 健康を損なう恐れがないと言われている被曝量です。

  非確率的影響が発生する可能性は一度に数百mSv(ミリシーベルト)以上を被爆した場合に影響が発生すると言われている。X線検査による被爆には個人差があるが、一般的なX線検査での被爆線量は、多くても数mSvから数十mSv程度である。(CTは部位によって異なるが一般的におよそ20mSvと考えられている)これは、放射線を被爆した時に影響が発生する最小の線量、すなわち限界線量(しきい値)を大きく下回るので、X線検査では、脱毛、白血球の減少、胃腸管障害などの急性障害や白内障などの非確率的影響が発生する可能性は無い。4∼5Gyの被爆により2・3ヶ月後に死亡すると言われている。

 CT検査の被曝量(/枚)は、頭部 0.5 mSv、胸部 0.47 mSv、腹部 0.23 mSv

 人体が白血病やガンになると言われている放射線量は、一度に1000mSvを越える量と言われています。CTは1回20mSvくらいですから、1/50の量です。

しかし、年間の(全身)の最大許容被曝線量・・・・・50mSv(50000μSv)から換算しても、定期的なCT検査は年に1~2回が望ましいとおもいます。今ではMRCPなどの検査もありますから組み合わせて、上手に検査を受けましょう。



[ 2008/08/16 16:25 ] 膵炎 慢性膵炎 | TB(0) | CM(2)
被爆☆
amylaseさま☆

ねこみみの場合は
最近はたいてい 造影のダイナミックCTというものですが、
たまたま 至近な時期に 歯科用のレントゲン(コレもたしか、被爆が強いはずです☆)をしたばかりですので、
MRIにして貰ったことがありました☆
造影剤も 反応の強い人には何らかの影響は出るだろうなあと毎回 思います☆
非常に高い圧力で、血管内に入れるというあの入れ方も、
全身にそれが広がると独特の熱感みたいなものが伝播するのも、今まで異常の出たことは無いとはいえ、気持よいものではありません・・☆
人間のからだの 非破壊検査というワケですが、
本当は ミニマムな細胞の単位では 破壊されているようなものなのですよね☆
ねこみみ☆


[ 2008/08/20 22:10 ] [ 編集 ]
昔は3割くらいの人にアレルギー反応が出たそうですね。
私は幸いにして、造影剤アレルギーは持っていないのですが、CTの方は年内は出来るだけ撮らないようにしています。
今さら、被曝量がどうこうといこともないのですが、出来るだけ撮らない方がよいだろうと言うのが主治医の方針です。

緊急で行った時はエビデンス通りに撮られちゃいますけど、最近の当番医は、まず、エビデンスありきですから。(笑)
[ 2008/08/21 15:22 ] [ 編集 ]
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