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検査値と病気

慢性疾患患者だと定期的に検査を受けるので、検査表についてくる基準値と言うものが一つの目安でしかないことは良くご存知だと思います。

以前のエントリーでも何度か書きましたが、老若男女、あるいは個人の特性というものを元に自分自身の基準値と言うものをお持ちだと思います。

例えば私の場合だと、血圧は常に低めなので120を越えて入るくらいから何らかの異常が起こっている場合が多いですし、CTなどで派手に炎症が起こっていてもCRPはなかなか上がらないので、CRPが5を越えてくると普通の人より要注意です。また、平時の白血球数は低めなので、普通の人なら1万くらいではそう気にする事もないかもしれませんが、私の場合は要注意です。

逆に貧血気味なのは長年慣れっこなので、特段治療をすることもありません。γ-GTPも常に高値ですがコレが私の標準のようで医師から指摘されたことはありません。

学生・生徒の頃の体力テストなどは学年(年齢)、性別毎に分かれているのに、病院の検査値の基準が一律なのは説得力がありませんよね。

もっと細かいデータを集めた物はないのだろうかと探してみたら検査値と病気 間違いだらけの診断基準という本が出ていました。

「間違いだらけの~」と言う本はよくありますが、ちょっとタイトルにひかれて読んでみました。

2006年06月18日 読売新聞での紹介によると

 コレステロールなどの基準値は現在、各分野の医学会が定めているが、多くは男女、年齢を問わない一律の数値となっている。

 これに対し、東海大医学部教授の大櫛陽一さん(医学教育情報学)は「検査の適正値は、性別や年齢によって異なる。高齢者に若い人と同じ基準値を適用すると、異常と判定される人が増えるなど問題が大きい」と指摘し、新たな基準値を提唱した。

 全国で健康診断を受けた約70万人から健康な人のデータを抽出、男女別、年齢別に解析し、数値の高い人と低い人を除く約95%の人が収まる範囲を適正な数値とする、国際的な方法で基準値を算出した。

コレステロール

 既存の日本動脈硬化学会の基準では、総コレステロール値220以上で高コレステロール血症とされる。だが、大櫛さんは「高コレステロールは、若い人では心筋梗塞(こうそく)の要因になるが、年齢とともにその傾向は薄れ、70歳以上ではほとんど関係ない」と言う。

 そこで今回の基準では、20歳代前半こそ学会と同様220が正常の上限だが、50歳以上では男性が260、女性280程度とした。

 大櫛さんは、同様の大規模調査を行った三井記念病院(東京)総合健診センター所長の山門実さんらとともに、高コレステロールの薬物療法を行う目安となる数値を公表した。

血糖値

 今回の基準値は、男性は緩やかに、女性は厳しく設定されている。

 日本糖尿病学会の従来の診断基準では、正常な血糖値(空腹時)の上限は110未満とされている。ところが大櫛さんによると、これでは若い女性の糖尿病が見逃されるという。

 20~39歳の女性160人を調べたところ、空腹時血糖値が100~109と正常でも、ブドウ糖を摂取して2時間後に血糖値を測る負荷試験では、約6割に異常が見つかったからだ。空腹時血糖100未満では、負荷試験での異常は約2割にとどまった。大櫛さんは「若い女性の上限値は100未満に引き下げる必要がある」と話す。

肥満

 肥満は心筋梗塞や脳卒中の要因とされ、日本肥満学会は体重(キロ・グラム)を身長(メートル)の2乗で割ったBMI(体格指数)で25以上を肥満としている。だが、実際はやせている人ほど死亡率が高く、「中高年は、小太りの人が長生きできる」(大櫛さん)。ただ、若い男性は、BMIが25を超えると糖尿病になりやすい。

 そこで、「上限値」「目標値」の2種類の基準が設定された。上限値を超えた場合は精密検査を行い、目標値を超えたら定期的に経過を見る。中高年男性の上限はBMI28程度、目標値は25程度。
血圧

 高血圧の場合、「上限値」は、それを超えた場合に薬物療法を始める目安で、「目標値」を超えたら、運動や食事の改善を行う。


検査値と病気 間違いだらけの診断基準検査値と病気 間違いだらけの診断基準
(2006/04/25)
大櫛 陽一

商品詳細を見る

目次
第1章 健康者が病人にされ、本当の病人が見逃される
第2章 確かめてみよう自分の検査値確認!
第3章 確かめてみよう 理論編 新しい検査基準(男女別・5才ごとの検査数値)範囲の見方と使い方
第4章 日本の医療は本当に世界一か?
第5章 患者も自分の体は自分で守る時代です
付録1 男女別・5才ごと基準範囲
付録2 あなたの死亡率と疾病発生率を予測するための計算表
付録3 コレステロール治療ガイドライン

関連してこんな記事も載っていました。

08年新基準で判定なら…男98%女92%「不健康」

2006年10月18日 読売新聞 Yomiuri On-Line

 メタボリック・シンドローム(内臓脂肪症候群)などを防ぐために厚生労働省が2008年度から導入する健康診断・保健指導の基準では、受診者のうち何らかの異常を指摘される割合が男性の98%、女性でも92%に上る、との推計を大櫛(おおぐし)陽一・東海大教授(医学教育情報学)がまとめた。

 19日からの日本病院管理学会で発表する。大半の人が「不健康」とされる事態で、健康不安を広げる恐れもありそうだ。

 厚労省は、腹部に脂肪がたまる内臓脂肪症候群が、心臓病、脳卒中などの原因になるとして、健保組合など医療保険者に対し、40~74歳の加入者に食生活や運動習慣を改善する保健指導を行うよう義務づける。

 基準値として空腹時血糖100、中性脂肪150、最高血圧130、悪玉コレステロールとも言われるLDLコレステロール120などを設定、これらの数値以上の場合が指導対象になる。異常の項目が多い人ほど積極的に指導する。

 大櫛教授が、日本総合健診医学会による40~74歳の男女42万人の健診データを基に、これらの基準値以上となる人の割合を算出したところ、男性では、血糖値で50%に上るほか、血圧では43%、LDLコレステロールで54%となった。

 1項目でも基準値以上となる人は、男性の98%、女性でも92%に達する。基準値が医学会の診断基準より低いためとみられる。大櫛教授は「これでは本来は健康的な人まで『異常』と判定され、健康不安を助長する恐れがある。基準値の見直しが必要だ」と指摘する。

 厚労省は「糖尿病、高血圧などを25%減らすことが目標。基準値は学会の意見も参考にしたが、暫定的なものだ」と説明している。


[ 2008/07/26 20:45 ] 膵炎 治療・療養 | TB(0) | CM(2)
世の中異常なひとばかり(^-^)☆
amylaseさま☆

ねこみみも 血圧は低いので、
基準値にひっかかるのは 最近の膵チャンのヘタレ化で
じりじりとあがって来ている、血糖値ダケですが
やはり 異常なコトは間違いなく(^-^)

ですが、
中性脂肪、コレステロールがこの基準を超えるひとは
けっこういますし、
血糖値も 単純なものでしたら
食直後でしたらすぐさま超える人も多いですし(^-^)
この枠内というコトで厳密に指定しますと、もうもう

世の中 異常な人ばかりということになりそうで(^-^)

だから、最近
いろいろ とんでもない事件も多いのでしょうか(^-^)

異常者のひとり
ねこみみ(^-^)・・
[ 2008/07/28 14:01 ] [ 編集 ]
我が膵臓病患者群は血糖値については厳しいものがありますね。

私も一時、中性脂肪を下げる為に、リピディルやリピドールを飲んでいました。でも、普通の食事指導で2週間もすればもとに戻りました。

血圧は年齢的なもので上昇している方も入るそうですが、おおむね膵炎患者は低いようですね。運動しないから?(笑)

[ 2008/07/28 15:40 ] [ 編集 ]
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