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ドラッグ・ラグ

厚生労働省の発表はこちらを参照にして下さい。

ドラッグラグ参照価格制度は慢性膵炎患者にとっても切実な問題です。

また、時間のない膵癌患者の方々にとっては、より深刻でやりきれない問題かと思います。
以前のエントリーにあるようなランディ・パウシュ教授などの治療を日本で受けることは難しいのです。

ドラッグラグとは、海外で承認・使用されている薬が国内で使えるまでのタイムラグのことをいいます。

医薬品の最初の発売国から、 自国で販売するまでの平均期間

国名
平均期間
アメリカ、イギリス
約1.4年
タイ、シンガポール
約3  年
日本
3.9

(医薬産業政策研究所リサーチペーパーNo.31  2006年5月)



日本では画期的な新薬が開発されても、国内で使えるようになるまで約4年もかかるのです。

厚生労働省が調べたところによると、欧米で売られている医薬品の多くが日本では使用が認められていない現実があり、世界中で販売されている医薬品のうち、売り上げが多い上位100品目について調査したところ、約3割が日本では承認されていないことが分かりました。

厚生労働省は2009年度までの3年間に審査官を現在の約200人から倍増し、新薬審査の迅速化を進めるとなっていますが、これは今までどれだけ少なかったかということを意味していると思います。ちなみに、アメリカではアシスタントを除いた技官だけで2,000人程度と言うことです。

この新薬審査の遅さというのは、新薬の開発に致命的な悪影響を及ぼしています。

良く日本の治験は「遅い、高い、質が悪い」と言われています。日本で開発、治験を行って新薬を作ろうとすれば他国のメーカーより明らかに時間がかかってしまうのです。現在では、日本企業を含め世界の製薬業界では、新薬の治験がやりやすくて審査も速い欧米でまず承認を受けて発売し、その実績を基に日本での製品承認・発売に踏み切るという行動パターンが定着しています。

また現在では「国際共同治験」といって、数十カ国にまたがって共同で治験を進めることが多くなっていますが、日本だけはこの枠組みに参加出来ていないのが現状です。

実は、日本は世界の医薬界で取り残されているのです。

この、新しく開発された良い薬が日本の患者には手に入らないと言うのは大きな問題だと私は思っています。


[ 2008/07/23 16:14 ] 膵炎 薬 | TB(0) | CM(0)
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