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症状 脂肪便

慢性膵炎の症状の一つに下痢と脂肪便があります。

便をカテゴライズされている慢性膵炎ブロガーもいらっしゃいますが、ここでは便の状態から健康状態を把握する簡単な診断方法を紹介します。


排便回数

 1日3回から1週3回程度の回数なら正常範囲内で、1日1~2回です。

便の量

 食べるものの量や種類によって違ってきますが、植物性の食物を多く食べる人では量が多く軟らかい便で、肉類を多く食べる人では乾燥した少ない便をする傾向があります。1日の量の平均は100~200gぐらいで、重さの2/3が水分、1/3は腸内細菌、セルロースや不消化物、胃や腸の分泌物や剥離した細胞からなります。脂肪の排出量は約2g程です。だいたいの目安として握りこぶし程度です。

性状

 健康な便・・・黄褐色のバナナ状または半練り状でにおいが少なく、するりと出るソフトなもの。

 ドロ状、水様性・・・下痢です。水様性の場合、粘液、血液、膿などが混じると細菌性赤痢や伝染性下痢、アレルギー性などが考えられます。

 兎糞状の便・・・ウサギの糞のようなコロコロとした便が出る場合は、大腸のどこかがけいれんしているけいれん性便秘が考えられます。

 太くて硬い便・・・排便時に便柱が太くて硬い場合は、大腸の運動が低下している弛緩性便秘が考えられます。

 硬くて断片的な便・・・たびたび便意をこらえることによって、直腸の感受性が低下して起こります。

におい

 食べた物や疾患によって影響されますが、においのもとは腸内細菌によってたんぱく質が分解された結果できるスカトール、インドールという物質によります。腸の働きが弱いときはにおいは弱くなり、便秘などで腸内の滞留時間が長くなると、においが強くなります。また、未消化たんぱくはアルカリ性のにおい、未吸収の炭水化物は発酵して酸性臭、肉食が多いときは腐敗臭、脂肪便は酸性臭、膵疾患や直腸ガンでは特に強いにおいを発します。慢性膵炎の脂肪便ではすっぱくて臭いわけです。これはかなり強烈なので、間違える事は少ないです。消化酵素剤をいっぱい飲んで少しでも臭いを抑えましょう。



 黄褐色・・・正常な便の色調です。これは胆汁色素ビリルビンによると考えられています。

 黄色・・・高度の下痢便などで見られます。牛乳の多飲、ダイオウ末、センナの下剤の服用や脂肪便のときでも見られます。

 茶~茶褐色・・・食べ過ぎ、飲み過ぎの場合。

 濃褐色・・・便秘の時や肉類の多い食事で見られます。また、ココアやチョコレートを大量に食べる人でもこの様な色になります。

 黒色・・・上部消化管の出血でコールタールに似ているため、タール便ともいいます。50~75ML以上の出血で便を黒色にし、1000ML以上の出血は2~3日続いてタール便となります。また、イカ墨料理、ビスマス剤、鉄剤、薬用炭も黒色便になります。慢性膵炎で鉄分補充のためにフェロミアなどを飲んでいると黒色になる場合があります。

 緑色・・・母乳の赤ちゃんの便や緑色を呈したクロロフィルを多く含む緑色野菜を大量に食べる人の便は、緑色になります。

 赤色・・・赤色は出血した場所が肛門に近いほど新鮮血を呈します。痔核や肛門裂傷は血液そのものの新鮮血で、S状結腸や直腸よりの出血は、新鮮血と凝血した血液の固まりを含んでいます。上行結腸や横行結腸よりの出血は濃紫色、血液が便の周囲に付着しているのは直腸や肛門よりの出血と考えられます。

 赤黒いゼリーのようなものは、腸重積の疑いがあります。

 灰白色・・・胆汁の出が悪いか、胃透視時のバリウムによるものです。腸結核、膵疾患でもこの様な色になります。

 

便の色・形などから考えられる主な病気

気になる症状疑われる病気名
便の性状が
おかしい
赤い便が出る(血便)大腸がん、直腸がん、大腸ポリープ、直腸ポリープ、潰瘍性大腸炎、クローン病、虚血性大腸炎、急性上腸間膜動脈閉塞症、ポイツ・イェガース症候群、大腸憩室炎、内痔核、嵌頓痔核
粘血便が出る赤痢菌など細菌による感染症、アメーバ赤痢、サルモネラなどによる細菌性食中毒、潰瘍性大腸炎
黒い便が出る(タール便)食道静脈瘤、マロリー・ワイス症候群、急性胃粘膜病変、胃・十二指腸潰瘍、胃がん
白っぽい便が出るA型急性肝炎、B型急性肝炎、胆石症、胆管がん、先天性胆管拡張症、膵がん
その他便の形が細い大腸がん、直腸がん、肛門狭窄
便がウサギの糞状でコロコロしている過敏性腸症候群
便が灰白色で米のとぎ汁のようロタウイルス下痢症、コレラ
便に脂肪が混じり、便が水に浮く吸収不良症候群、慢性膵炎、ジアルジア症




下痢は吸収不良から起こるものが多いのですが、他の症状から逆引きで何が吸収不足なのかを推測することもできます。

栄養素の欠乏による症状

 

栄養素

症状

カルシウム骨の痛みと変形、骨折しやすい(骨が細くなることと骨粗しょう症のため)、筋けいれん、歯の変色とむし歯の痛みへの敏感さ
葉酸貧血による疲労と脱力
貧血による疲労と脱力
マグネシウム筋けいれん
ナイアシン下痢、皮膚疾患、錯乱(ペラグラ)、舌のただれ
タンパク質組織の浮腫(主に脚)、皮膚の乾燥、脱毛
ビタミンA夜盲症
ビタミンB1皮膚のチクチクする感覚(主に足)、心不全
ビタミンB2舌のただれ、口角のひび割れ
ビタミンB12貧血による疲労と脱力、皮膚のチクチクする感覚、錯乱
ビタミンC脱力、歯肉出血
ビタミンD骨が細くなる、骨が痛む
ビタミンKあざができやすく出血しやすくなる



消化管での脂肪の吸収が不十分だと、便は軟らかく量が多くなり色が薄くなります。この状態が脂肪便と呼ばれ、悪臭がします。この脂肪便はトイレ容器に浮いたり、便器壁に付着し、流しても流れにくいものです。 

[ 2008/07/02 03:35 ] 膵炎 慢性膵炎 | TB(0) | CM(8)
脂肪便って膵炎の非代償期になると出現するといいますが、それは脂質の高いものを取った場合?
取らなくても脂肪が消化できなくて脂肪便が出現するのかな?
[ 2008/07/02 16:38 ] [ 編集 ]
脂質に気をつけていてもなりますよ。
消化酵素が分泌されなくなっているので、消化剤を大量に服用しないと栄養が取れなくなってしまいます。
その代わり、何でも食べ放題になりますが。嬉しくありませんね。v-11
[ 2008/07/02 18:12 ] [ 編集 ]
すげぇ~!
兎の糞状のヤツ、出るよ~。でもいい時の方かな。
いつもはほぼ下痢だからね。たまに形あるとコロコロンコ( ´艸`)
白っぽいのも出るんだよな~。ちょっと意外で二度見しちゃう(^▽^;)

で、今回は水状でうす~い茶っぽいの。でもほぼ透明。
その後、真っ黒続いてます。今したら斑だったけど形が出てきた。
もしかしてビオ●ェルミンのお陰?
[ 2008/07/02 19:33 ] [ 編集 ]
ようやく回復して来ましたね。
時期的にビオ●ェルミンが効いてきた頃じゃないですか。
基本的に食生活を改めるか、消化酵素剤をがぶ飲みするかですね。(笑)
[ 2008/07/02 19:36 ] [ 編集 ]
本日、まだお目にかかっておりません(^-^)☆
amylaseさま☆

「便柱」という用語があることを、初めて知りました(爆☆)
「茶柱」というのがありますが、
「便柱」もあるとは(^-^)
ねこみみ、非代償期のハズなんですが、脂肪便というのは意識しませんでした☆ 次回、「お目見え」のときに嗅いで確かめてみたいと思います(^-^)
すっぱい、ですか・・・☆

しかし(^-^)
「便は語る」ですね!!(^-^)

お目見えが無いので、
今夜は プルゼニドさまを頼もうかと・・・☆

お目にかかりたくなった、ねこみみ(^-^)


[ 2008/07/02 23:41 ] [ 編集 ]
便は量・形・臭・色といろいろな情報を持っていますからね。
ねこみみ☆さんも非代償期ですか、でも脂肪便が出ないという事は外分泌機能の多くががまだ残っているのですね。
頑張って維持してください。
[ 2008/07/03 20:18 ] [ 編集 ]
御無沙汰してます。
amylase さん、いつも有益な情報ありがとうございます。
便教になりました。
最近、便の調子が悪いし、体重が減少しております。
血圧もかなり低いしな、
夏バテなのか?
膵炎が悪化しているのか?
しばらく、様子をみてから、先生に相談してみようかと思っています。
[ 2008/07/04 22:31 ] [ 編集 ]
この時期は夏バテがありますから、本当に体の調子が悪いのかどうか判断のつきにくいところですよね。
こちらでは毎年、夏が過ごしにくくなってきています。そのうち蝉やカエルも逃げ出しそうな暑さです。^^
[ 2008/07/07 21:18 ] [ 編集 ]
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