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尿検査

膵炎においてPFD検査など膵臓に特化した尿検査以外の尿検査は、他の疾患の可能性を除去すると言う事以外、あまり意味を成さなくなっています。

一般的な尿検査の読み方をご紹介します。

蛋白・糖・ウロビリ

尿蛋白


尿蛋白は腎疾患の代名詞になっているが、健常人でも、起立性蛋白尿(安静で消失し立位で出現する軽い蛋白尿)、運動・発熱時の一過性蛋白尿は珍しくありません。(成人の健診では1~2%陽性といわれます。)また、腎機能が悪いほど蛋白が増えるわけではないし、蛋白尿がなくても腎障害は否定はできません。 蛋白尿には四つのタイプがあります。

a)腎前性


小分子の蛋白が大量に体内で産生されて尿中に出現するもので、代表が骨髄腫のベンスジョーンズ蛋白(これは試験紙では陽性にならないのに注意)です。

b)糸球体性


腎糸球体が障害されると血漿蛋白が尿中に漏れだしてきます。糸球体腎炎、糖尿病性腎症をはじめとする多くの腎疾患の蛋白尿はこれであり、起立性蛋白尿もこちらに属します。中等度以上の蛋白尿を見たときはまず糸球体性と考えていいです。

c)尿細管性


急性尿細管壊死(急性腎不全)、慢性腎盂腎炎などでみられます。軽度の蛋白尿です。

d)腎後性


尿路の感染症、結石、腫瘍などで出現します。これも軽度にとどまります。

尿糖


 血中のブドウ糖は糸球体で尿中にそのまま濾過されるが尿細管で再吸収されるので、健常人の尿にはほとんど検出されません。ところが、血糖が160~190mg/dL以上に上昇すると吸収しきれなかった糖が尿中に出現するようになります。尿糖が出現する血糖値(閾値)は年齢とともに高くなる傾向があり、老人では200を越えることもあります。したがって尿糖陰性でも糖尿病は否定できず、せいぜい、重い糖尿病はなさそうだということがいえる程度です。逆に尿糖が陽性なら糖尿病の可能性は高いが断定はできません。正常血糖でも尿糖が出現する腎性糖尿や、胃切除後の食後高血糖による尿糖も考慮する必要があります。
 なお、もともと腎障害がある人は、CT、血管撮影、DICなどで造影剤を注射すると副作用として腎機能低下が出やすいです。糖尿+蛋白尿の人は特に要注意で、造影検査後は乏尿など出現しないか観察していく必要があります。

尿ウロビリノーゲン


 胆汁中のビリルビンが腸内細菌の作用を受けて生成し、腸管から吸収され尿にあらわれるものです。肝障害や溶血性疾患等で陽性化するので昔は肝疾患のスクリーニングとして利用されたが現在ではほとんど意味のない検査です。これで無症状の肝疾患が見つかるわけではないし、肝疾患の有無にかかわらず胆汁分泌が障害されていると増加しありません。無視してもまず問題ありません。

潜血


 尿潜血は、各種の内科的腎疾患(腎炎、嚢胞腎など)、尿路の感染症、腫瘍、結石などでも出現します。しかし、検診でひっかかる尿潜血には、検査してもあきらかな疾患が認められないものも多いです。(市販の尿試験紙の潜血反応はかなり鋭敏で、沈渣では正常範囲以下と考えられる量の赤血球も検出します。なお、溶血や横紋筋融解でヘモグロビン尿・ミ オグロビン尿がおきたときは沈渣に赤血球が存在しなくとも試験紙では陽性になります。)
 検診で尿潜血がある人でも尿蛋白、沈渣、血液生化学・免疫検査、エコー等で問題なければ、通常は経過観察ということになります。無症候性の尿潜血の大部分は経過観察で消失するとされます。

尿ケトン体


 ケトン体は肝で脂肪酸が代謝されるときに生成します。尿に大量のケトン体が出現しているということは、糖質の不足ないしは代謝障害のため、体脂肪がエネルギー源として動員されていることを意味します。
 生理的には運動、絶食で出現します。術後患者で尿ケトン体が陽性の場合は、通常、糖質不足で輸液等で補う必要があることを意味するが、糖尿病患者ではそれ以外にインシュリン不足による糖利用障害、すなわちインシュリン増量が必要な場合があり、要注意です。最も恐ろしいのは糖尿病性ケトアシドーシスで、高度のインシュリン不足のため血中にケトン体が蓄積し血液pHが酸性に傾いた著しい代謝異常状態であり、放置すると生命にかかわります。

pH・白血球・亜硝酸


pH

尿のpHはもっぱら食物の代謝で生じた酸や塩基を反映しており、一般に動物性食品が多いと酸性、植物性食品が多いとアルカリ性に傾きます。尿路感染があると細菌により尿素がアンモニアに分解されてアルカリ性になることがあるし、尿細管障害で酸の排泄が障害されてアルカリ尿がでることもありますが、通常、一回の尿pHだけからは病気の診断はできません。
 なお、癌化学療法の際には、尿中に排泄される抗癌剤による腎障害予防のため尿のアルカリ化が必要な場合があり、その際、尿pHチェックが指示されることもあります。

白血球


 尿中白血球のエステラーゼを検出することにより白血球を検出する検査で、陽性は尿沈渣白血球>5/HPFに相当し、尿路外からの混入がないとすれば、感染も含め腎尿路の障害が示唆されます。(もっとも、現実には女性尿は帯下で汚染されて白血球が偽陽性になる場合が多いです。)ただし、陰性でも尿路感染を否定することはできません。 なお、沈渣で白血球がたくさん出ているのに定性で白血球陰性の場合は、薬剤性腎炎でリンパ球が尿中に出現している可能性があります。

亜硝酸


 通常の食事をしている人では、尿中に主に蛋白に由来する硝酸が存在します。尿中に細菌が大量に存在すると細菌の出す酵素により硝酸が亜硝酸へ還元されるので、細菌のマーカーとして利用できます。陽性なら沈渣や培養なしに有意の細菌尿と判断できるが、菌種、膀胱内貯留時間不足(4時間以上貯留が望ましく、早朝第一尿が随時尿より適します)等により偽陰性があるので、陰性だといって尿路感染を否定することはできません。

尿比重


 尿比重は尿に含まれる溶質(その大部分は尿素と食塩)の濃度の目安となる検査値です。蓄尿時に尿量だけでなく尿比重も測るのは、水分バランスと腎濃縮力のチェックが目的です。
 水分(や塩分)の供給状況に合わせて腎は尿の濃度を調整しています。水分過剰状態では尿比重は1.001近くまで下がるし、水分欠乏状態では1.040近くまで上昇します。腎が障害されると、この調節がうまくいかなくなって、尿比重は常に1.010付近に固定されるようになります。
 通常の水分・食物を摂取している人では、一日1000~1500mLの尿が排泄され、その比重は1.010~1.025(蓄尿では1.013~1.015)前後にあります。尿量と比重を組み合わせると、蓄尿から得られる情報がぐんと増えます。特に、急性腎不全では乏尿が出現する前に尿比重低下があらわれることが多く、蓄尿の尿比重の動きから腎障害に気づくこともあるので、1.010付近の尿比重をみたら注意しなければなりません。

尿量正常~増加・比重増加


糖尿・蛋白尿・造影剤・マンニトール注射後など

尿量正常~増加・比重減少


輸液過剰、利尿剤、尿崩症など

尿量減少・比重増加


脱水、+蓄尿不完全など

尿量正常~減少・比重減少


腎障害の進行、+蓄尿不完全など

[ 2008/06/16 10:45 ] 膵炎 治療・療養 | TB(0) | CM(3)
良かった~
糖が、気になっていたので丁度、市販で売ってる尿糖検査キットを買おうかと思っていたところでした。
チックンの血糖検査キットにします^^

膵炎のPFD検査は、要望しても「アレ意味ないから…」って、なかなかやってもらえません…
けど、気になって仕方ありませんv-21
[ 2008/06/17 00:01 ] [ 編集 ]
膵機能テスト(PFDテスト)100点ですから、自己負担300円で出来る気軽さはあるのですが、病院側は面倒くさいですからね。
外分泌機能がどれくらい残っているかわかるだけで、だからどうなんだと言われればそうなんですが、自分の膵機能がどのような状態かは知っておきたいですよね。
でも絶望的な数値を聞くとちょっと凹むかもしれませんよ。
切ったり貼ったりしているめっしーさんのすい臓の方が、私の膵臓より倍くらい良かったはずです。(笑)
[ 2008/06/17 20:41 ] [ 編集 ]
PFD
名前が出てしまったので(笑

>じゅん三郎ちゃん。。。
  PFD検査は。。。糖の検査というよりも、膵臓の機能の状態をみる検査かな??

意味ないから~って。。。。
膵炎患者には。。。意味あると思うんだけどなぁ~
どれくらい、膵臓の機能が働いているかが、分かるらしく~
昨年の秋に手術をした後。。。私は20年ぶりにPFD検査をしました。
が。。。。主治医は、すぐやるっていってたのに。。。
検査薬が手に入らず。。。(地方病院だったからじゃないはず)でも、何が何でも~って感じで必死に、薬を入手して、
検査しました。。。
膵臓の専門医なら。。。コレを結構気にするかもしれないッス。
ちなみに。。。私は。。。amyさんの言うように。。。
4回の大手術(まじでトータル35時間)&ERCPでの死にそうになった治療、膵炎の増悪(激痛)なんて、膵臓にかなりの負担をかけたケド。。。正常値を少し下回る程度。。。そん時のDr.も、思いがけない数値に驚くほど。。。

なのに。。。ヤク漬け(あはは
不思議なめっしーなのです(あはは
検査薬が、手に入るなら、苦い検査薬を飲んで、尿を採るだけだから~一度やってみるのもいいかもね。。。

[ 2008/06/19 22:51 ] [ 編集 ]
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