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研究課題

厚生労働省の慢性膵炎に関する取り組みと可能性の主なところは

1)原因の解明について

 1 アルコール性慢性膵炎の遺伝子解明・・・ある

 2 慢性膵炎発症における生活習慣の解析・・・ある

 3 早期慢性膵炎像の解析・・・ある

このうち、1、2に関しては現状でもわかっている事が多いと思います。
3について、現状、慢性膵炎疑診の方々の画像解析が進むとは思いにくいのですが、何か画期的な画像検査方法が確立されれば一気に慢性膵炎患者の患者数が増える事になりそうです。
画像検査より、血液などの解析を進めたほうが可能性は高いと思うのですが?

2)発生機序の解明について

 1 アルコール性慢性膵炎の発症機序の解明・・・困難

 2 慢性膵炎の膵繊維化機序の解明・・・ある

 3 慢性膵炎の膵導管細胞傷害の解明・・・ある


3)治療法(予防法)の開発

 1 現在の慢性膵炎診断基準で診断できる以前の状態の慢性膵炎早期の診断・・・ある

 2 膵石症に関する体外衝撃波破砕療法の有効性・・・ある

 3 膵菅狭窄に対する膵菅ステント療法の有効性・・・ある

 4 慢性膵炎に関するアンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACE-I)、アンジオテンシン受容体拮抗薬(ARB)の有効性の検討・・・ある

 5 膵仮性のう胞の非観血療法の有効性・・・ある


2、3、5に関しては実際にこの治療を行っておられる方も多いかと思います。
ACE-IやARBは循環器系のメジャーな薬ですから高血圧や高コレステロールの方はもう服用されているかもしれませんが、加えて心不全や心筋梗塞患者の生命予後を改善させるばかりでなく,虚血性心疾患の予防効果もあるとされています。

ビソルボン(去痰薬)が膵液のうっ滞を改善させることに加え、たんぱく質の溶解作用を期待されて使われるようになったのと同じく、こういった他の疾患に使われている薬が膵炎にも有効ではないかという研究もなされているようです。

また、予防ということでは、ピロリ菌の新しい治療薬として開発されているα1,4-N-アセチルグルコサミン(α1,4-N-GlcNac)が膵がんや慢性膵炎のスクリーニング検査へ応用する研究も進んでいるようです。

このあたりの研究があるていどまとまれば、慢性膵炎に関するガイドラインが確立されてくるのではないでしょうか?

[ 2008/04/09 18:52 ] 膵炎 治療・療養 | TB(0) | CM(0)
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