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予防医療?

パラパラと雑誌をみていると、膵臓を全摘した女性のその後が載っていました。

残念ながら膵癌は非常に難治性の高いがんです。

この女性は、親、叔父、叔母が膵癌を発症しており、さらに2005年には、3歳上の姉に膵臓癌が発見されたそうです。欧米に比べて日本人の家族性膵癌患者は少ないとされておりますが、まさに家族性の典型的なものです。

姉の事をきっかけにこの女性は、東京女子医大消化器外科で全胃・十二指腸・脾温存の膵臓の全摘術を行います。

膵臓がなければ膵癌にはならない

見つかれば100%近く手遅れですから、このようなオプションもあるのかもしれません。

この女性は、ERCP検査の苦痛を訴えており、定期的な検査から逃れたいとの気持ちも、全摘出を希望する要因になったようです。

膵炎でも膵臓全摘術を行う患者さんもいらっしゃいます。

膵臓がなければ膵炎にはならない

確かにそうなのですが...


~~~ 閑話休題 ~~~

海外では日本と違い、膵管拡張がある慢性膵炎患者に対する膵管減圧術として、内視鏡的ドレナージより外科的ドレナージが多く見られるそうです。

こちらの記事によると、内視鏡的ドレナージの技術的成功率は53%、合併症の発生率は58%。手術の技術的成功率は100%、合併症の発生率は35%だった。2年間の追跡期間中、内視鏡群に比べ手術群の方が治療後の痛みの軽減は速やかで、追跡期間中、低値が持続。追跡終了時に、痛みが消失または部分的に軽減した患者は、内視鏡群32%、手術群75%で、差は有意だった。とあります。

このような記事を読むと、少ないオプションしかもたない膵臓病ですが、セカンドオピニオンなどをもっと活用しても良いかもしれません。


Background For patients with chronic pancreatitis and a dilated pancreatic duct, ductal decompression is recommended. We conducted a randomized trial to compare endoscopic and surgical drainage of the pancreatic duct.

Methods All symptomatic patients with chronic pancreatitis and a distal obstruction of the pancreatic duct but without an inflammatory mass were eligible for the study. We randomly assigned patients to undergo endoscopic transampullary drainage of the pancreatic duct or operative pancreaticojejunostomy. The primary end point was the average Izbicki pain score during 2 years of follow-up. The secondary end points were pain relief at the end of follow-up, physical and mental health, morbidity, mortality, length of hospital stay, number of procedures undergone, and changes in pancreatic function.

Results Thirty-nine patients underwent randomization: 19 to endoscopic treatment (16 of whom underwent lithotripsy) and 20 to operative pancreaticojejunostomy. During the 24 months of follow-up, patients who underwent surgery, as compared with those who were treated endoscopically, had lower Izbicki pain scores (25 vs. 51, P<0.001) and better physical health summary scores on the Medical Outcomes Study 36-Item Short-Form General Health Survey questionnaire (P=0.003). At the end of follow-up, complete or partial pain relief was achieved in 32% of patients assigned to endoscopic drainage as compared with 75% of patients assigned to surgical drainage (P=0.007). Rates of complications, length of hospital stay, and changes in pancreatic function were similar in the two treatment groups, but patients receiving endoscopic treatment required more procedures than did patients in the surgery group (a median of eight vs. three, P<0.001).



[ 2008/03/19 02:38 ] 膵炎 治療・療養 | TB(0) | CM(5)
こんにちは~
お久しぶりに遊びにきました^^
こちらをのぞくといつもそうなんだけど、勉強になるなぁ~~と気づくと口をぽかんと開けて読んでしまう私(笑


「膵臓はなくても生きられるから」

私の大学の主治医がいつも言うセリフです^^;
冗談じゃないわよーと毎回答えていますが、今度何かあったら全摘だ、大丈夫、膵臓はなくても生きられるから。みたいな(^^;

 でも先日提案されたオペでは、全摘の前段階というか、まだやりようがあるらしかったです。
何だあるんじゃん~って感じ^^; 癌に関するのとまた違う話になりますが。それをすれば膵炎にならないというような話で。でもやっぱりつっこんで聞くとなる人もいればならない人もいる、みたいな話でしたが。症例が少ないだけにどのオペも「模索中」「発展途上」という感じを受けます。体感。
私自身がずっと大学から観察(!?)されてる状態だし^^;
 考えてみると、元々は肝臓を手術した結果、やく10年後に膵臓を手術する事になり、そしてまた10年後に「膵臓はなくても生きられる」と言われてる訳ですから「膵臓がなければ膵炎にならない」と言われても、微妙ですよね。
確かに「膵炎には」ならないかもしれないけれど。
でも~他に選択肢がなくなったらそうするしかないのかな。

。。。独り言みたいになっちゃった、すいません(^^;
[ 2008/03/19 14:05 ] [ 編集 ]
見えない分かれ道☆
amylaseさま☆

お体のお加減はいかがですか☆
ねこみみも 最初の入院の時に 1度は膵臓の部分切除を前提として 消化器内科からいったん外科にまわりましたが、
膵頭部から広範にちいさな膿疱が生じていた状況を精査した結果、けっきょく手術は見送られました。
膵臓がなければ 膵臓癌にもなりませんし 膵炎にもなりませんが、しかし今度は 中度から重度の糖尿病状態になるのは確実ですから、このリスクと、また 果てしもない膵炎、あるいは膵臓癌の厳しい治療との どちらを取れるものなのか・・
このあたりはひとりひとり微妙に目盛りが違うと思いますが、
何しろ このことひとつを取りましても、選択肢が
治療する側も される側も確定出来ていない、という思いにとらわれてしまいます☆
どこまで もってくれるのかしら この膵臓、
と 思いながら ついつい 心窩部をなでなでしてしまうねこみみです☆
[ 2008/03/19 15:46 ] [ 編集 ]
ん~^^;
確かに膵臓自体がなければ膵炎にも膵癌にもならない。
けどさ、けどねぇ…。
その後の事を考えるとねぇ…難しい選択だ。
[ 2008/03/19 19:04 ] [ 編集 ]
膵臓全摘
確かに。。。
膵臓を取ってしまえば。。。膵炎にはならず。。。

私も、昨年手術をする前。。
寝たきりで、寝返りもうてない状態になってしまい。。。。。

いっそうのこと。。全摘してしまえば。。。という案も実際出ました。

ただ、膵臓というのは、ご存知のとおり、外分泌と内分泌の働きを持っていて~
取ってしまったら。。。。

糖尿病患者さんと同じように、毎日数回のインスリンの注射が必要で、血糖の管理が大変。。。。

もう一つは。。。
消化酵素が出なくなるので~
消化の良いものを食べ。。。たくさんの消化剤を飲んで~ということになります。

って、ただ膵臓を取ってしまえば~と安易に出来るものでないのが、辛いトコですね。。。

私は。。これからずっと、血糖コントロールをやっていく自身がなかったので。。。摘出はしませんでしたが。。。。

まぁ。。。私の膵炎は、膵管の狭窄が原因なので~
「Frey術」という手術を受け。。。
今は。。。麻薬と戦い中デス。。。

小耳にですが。。。。
ラ島を肝臓に移植して、定着させ、膵臓を摘出。。
そうすると。。。血糖コントロールをしなくて済むらしい。
と、聞きましたが。。。
ラ島が肝臓に定着するのが、大変みたいで
実際、やられるのは。。。。末期の膵臓癌の方の延命の為みたいですが。。。膵炎じゃ無理そうですけど。。。
[ 2008/03/19 23:28 ] [ 編集 ]
きのこさん

お久しぶりです。まずは後回復おめでとうございます。

膵臓なくても生きては行けますけど、そんなこと言ったら、心臓(これも最近人工心臓がありますが)と脳以外は全部そうなっちゃいますよね。(笑)
膵臓自体が他に比べて研究が遅れていますから、10年後には全く違うアプローチでの治療が出来ているかもしれませんね。
私もそろそろ外科的治療の段階に来ているので、東西問わずにいろいろな方法を研究したいと思います。
去年発表された膵臓に関する論文の50%は日本人研究者によるものだったそうです。

ねこみみ☆さん

その通りですね。インスリン注射と消化剤の生活もQOLからみてどうなのでしょうか、疑問に思いますね。膵臓に関しては経過観察のデータも少ないので確かな道を医療機関も提示できないのでしょうね。
私の主治医もその後どうなるかについては少ないデータ上でしか言えないといつも言っています。

トロロさん

そうこの病気はQOLが大事ですよね。これについても、近々UPする予定です。

めっしーさん

外分泌と内分泌の管理が大変ですよね。インスリンの注射忘れると死んじゃうし。
今、盛んに研究が進められている万能細胞がうまく行けば、膵島移植なども一般的な治療として広まっていくのでしょう。それまで、頑張って持ってもらうよう膵臓君をいたわり励ましましょう。
[ 2008/03/20 15:47 ] [ 編集 ]
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