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急性膵炎 診断 2

4) 画像診断

 1.胸腹部単純X線撮影

 推奨度: 急性膵炎が疑われる場合にはルーチンに撮影すべきである

 2.超音波検査

 推奨度: 急性膵炎が疑われる全ての症例に対し、まず最初に行うべきである

 3.CT

 推奨度: 急性膵炎が疑われる場合、積極的にCTを施行すべきである

 4.MRI

 推奨度: 胆道結石や出血性壊死の診断にCTより有用である

 5.ERCP

 推奨度: 急性膵炎の診断そのものにERCPは行わない

 6.EUS

 推奨度: 体外式超音波検査で総胆管結石を同定しえない場合に適応となる

5) 成因診断

 推奨度: 診断後、速やかに成因診断を行う必要がある
        成因診断の目的は、主として急性胆石性膵炎かどうかの鑑別である
        第一選択として、血液検査と超音波検査を行う

 1.病歴・家族歴の聴取

 飲酒歴、胆石症・高脂血症などの既往、ERCP・内視鏡乳頭処置・手術・薬剤投与などの膵炎発症に関与する検査・処置の有無などをチェックする必要がある(前記事 疫学 成因を参照してください)

 2.血液検査

 血中ALT濃度が150UI/L以上であるか、あるいは血液検査でビリルビン、ALP、γGTP、ALT、ALT/AST比の5項目のうち、3項目以上に異常がある場合は胆石性急性膵炎で有る可能性が高い。
 血中中性脂肪濃度が1,000mg/dLを超えていると、高脂血症が原因である可能性が高く、高カルシウム血症を伴う場合には、上皮小体機能亢進症が成因である可能性がある。また、血中CDT濃度と血中トリプシン活性はアルコール性急性膵炎で上昇するため鑑別診断に有用である。

 3.超音波検査(体外式)

 基本的初期治療を開始するとともに、まず、超音波検査を行う。超音波検査は、胆道結石、総胆管拡張など、急性膵炎の成因に関する異常所見を描出する。初回検査で胆道結石を描出しない場合でも、超音波検査を繰り返し行うか、MRCPやEUSを施行する必要がある。

 4.CT

 成因が明らかでない場合には、膵がんや膵管内乳頭粘液性腫瘍が急性膵炎の原因で有る可能性もあるので、CTを施行する必要がある。慢性膵炎の急性増悪や外傷性膵炎の場合もCT所見は有用である。ただし、胆道結石はCTでは描出されない場合も多く(40~53%)、CTは胆石性膵炎の診断には適していない。

 5.MRCP/MRI

 MRCP/MRIは、総胆管結石、膵管胆道合流異常、膵管癒合不全などを描出し、急性膵炎の成因診断に有用である。総胆管結石描出の感度は、超音波検査、CTではそれぞれ20%、40%であるのに対して、MRCP/MRIでは80%であり、ERCP/ESの適応決定法としてMRCP/MRIを薦める意見がある。ERCPと比較して、乳頭部の操作を必要としないので、急性膵炎の病状を増悪させる危険性がなく非侵襲的であることから、比較的早期にも撮影可能である。

 6.EUS

 EUSは、超音波検査に比べて総胆管結石の描出に優れている。胆道結石の他にも、慢性膵炎、膵癌、膵管内乳頭粘液性腫瘍、膵管胆道合流異常、膵管癒合不全などの診断ができ、急性膵炎の成因診断に有用である。
 ERCPでは胆道造影ができないことがある(14%)のに対してEUSでは全例で胆道精査が可能である。また、急性膵炎発作時に行うERCPは炎症をさらに悪化させる可能性もある。

 7.ERCP

 急性膵炎の診断そのものに対してはERCPは不要である 

[ 2008/02/28 12:50 ] 膵炎 急性膵炎 | TB(0) | CM(1)
私の膵炎の場合ですが。。。
先天性の膵管狭窄で~まっ合流異常もあったのかもしれないっすが。。。
MRCPができるようになって~凄く楽になりました(笑
昔、子供の頃は。。。すぐERCPって~
私のトラウマのうちの一つデス。。。(汗
[ 2008/03/03 15:03 ] [ 編集 ]
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