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忌野清志郎“追悼ベスト盤”発売へ

5月9日に青山葬儀所で行われた忌野清志郎の告別式「青山ロックン・ロール・ショー」。この式のBGMとして流れた楽曲を収録した“サウンドトラック”、「忌野清志郎 青山ロックン・ロール・ショー2009.5.9 オリジナル・サウンドトラック」が、7月29日にリリースされる。

「青山ロックン・ロール・ショー」は5月9日、無宗教の“ロック葬”として約12時間にわたり開催。生前の清志郎と親交の深かった著名人が弔辞を述べ、全国各地から集まったファンが長い列を作って別れを惜しんだ。

今回リリースされるサウンドトラックは、この式で流れた全33曲を収録。清志郎のコアスタッフが過去の全楽曲の中から選曲し、デビュー曲「宝くじは買わない」から6月17日リリースのラストシングル「Oh! RADIO」まで、オールタイムベストとも言えるセレクトになっている。清志郎のソロ名義からRCサクセション、THE TIMERS、忌野清志郎&2・3's、忌野清志郎 Little Screaming Revue、忌野清志郎+坂本龍一と、あらゆる名義でリリースされた楽曲を、レコード会社の枠を超えて収録している。

楽曲は全曲とも、生前の清志郎の作品にかかわってきたZAKによるリマスタリングバージョンでSMH-CDに収録。初回限定盤は「青山ロックン・ロール・ショー」でスタッフが着用していたTシャツの色違い版を封入している。

ということらしいです。

入っている全33曲というのは、以前に紹介しました「青山ロックン・ロール・ショー・セット・リスト」から以下の曲をのぞいたものです。

すばらしきこの世界(清志郎)
愛を謳おう、帰れない二人(with 井上陽水)
Don't Let Me Down(清志郎&チャボ)
強烈ロマンス(ミツキヨ)
パーティーを抜け出そう(with 篠原涼子)
S・F(With Jonny,LOUIS&Char)
危ない二人(竹中直人)
坂道(ワタナベイビー)
500マイル(Leyona)



「Oh!RADIO」のときは賛否両論でしたが、今回はちょっと必要ないアルバムのような気がしますね。

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[ 2009/06/25 18:06 ] いろいろ 趣味 | TB(0) | CM(0)

アルコール誘発性の急性膵炎に効く特効薬

アルコール誘発性の急性膵炎に効く特効薬に関する研究が理化学研究所より発表されました。

アルコールの多量摂取が急性膵炎を引き起こすということは以前からよく知られています。
アルコール中毒者の膵臓にアルコールと脂質の合成化合物である脂肪酸エチルエステル(FAEE)が高濃度で検出されることや、低酸素状態の膵臓内でアルコールと脂質からFAEEが合成されることが分かってきていました。
しかし、その仕組みは医学的解明されておらず、特効薬と言うものも開発されていませんでしたが、今回の研究でアルコール性急性膵炎治療には大きな進展があるかもしれないですね。

ざっくり説明しますと、

アルコールを大量に飲む
   ↓
FAEE(脂肪酸エチルエステル)が作られる
   ↓
FAEEが2型、3型IP3レセプターからのカルシウム放出を引き起こす
   ↓
消化酵素トリプシンを異常活性化
   ↓
急性膵炎発症!

という仕組みになっているようです。

これが証明されたので、現在はIP3レセプターインヒビターの開発に取り掛かっているようです。

数年後にはアルコール性急性膵炎は注射1本で治る時代が来るかもしれないですね。
もっとも、このとき死んで行った膵細胞は元に戻らないのですが。


アルコール性急性膵(すい)炎の治療に有効なターゲットを発見

-2型、3型IP3レセプターが、カルシウム濃度を過剰化、膵炎発症の原因に-


急性膵(すい)炎の発症原因の1つとして、アルコール依存症の患者に多く見られるアルコールの多量摂取が挙げられます。アルコー ルの毒性により、膵臓を構成している細胞内で消化酵素が異常に活性化し、部分的に膵臓そのものを消化し始め、急性膵炎が発症することが知られています。具 体的には、アルコールと脂質を材料に脂肪酸エチルエステル(FAEE)という化合物が作られ、このFAEEが膵臓細胞内のカルシウム濃度を過剰に上昇さ せ、トリプシンなどの消化酵素を活性化させるとされています。しかし、詳細な分子メカニズムは不明のままで、膵炎の特効薬が存在しない状況が続いていま す。


脳科学総合研究センターの発生神経生物研究チームは英国・リバプール大学と共同で、アルコール誘発性の急性膵炎の発生初期にイノシトール三リン酸受容体(IP3レセプター)が重要な役割を果たしていることを突き止めました。アルコールの刺激によってFAEE量が増加すると、細胞内のカルシウム貯蔵庫から2型、3型のIP3レセプターを通ってカルシウムが細胞質に放出していました。これらのレセプターを欠損させたノックアウトマウスを用いた実験で、FAEEの毒性が減少することを見いだし、 2型、3型IP3レセプターが急性膵炎の原因となるカルシウム濃度上昇と消化酵素の活性化を引き起こすことを決定づけました。


最近、アルコール依存症から急性膵炎を発症する例が増えています。今回の発見で、2型、3型のIP3レセプターの働きを抑えることでアルコールによる有害なカルシウム濃度の上昇と消化酵素の活性化を人為的に止めることが可能となることが示唆されました。この発見は、膵炎の特効薬の開発につながると期待されます。



[ 2009/06/21 23:31 ] 膵炎 急性膵炎 | TB(0) | CM(2)

ペットボトル症候群

エレンタールが膵炎の薬として(栄養補助では前から使われていましたが)治験が始まったとの噂を聞いて(遅いっ)病院に行って来ました。

本当はHbA1c6.8%という数値を受けて糖尿外来へ遊びに行って来ました。

再検査したところで血糖値と違って「HbA1c」は短期のうちに数値が変わるものではないし、かといって2ヶ月後まで放置しておくにはあまりに高いのでビクビクしながらのぞいてみたわけです。

結論はタイトルにあるように「ペットボトル症候群(ソフトドリンクケトーシス)」。

一夏に一回は特集が組まれるほどメジャーなようですが、私はまったく知りませんでした。

スポーツドリンクや野菜ジュースなどを、健康に良いと考えて飲んでいる方がときどきいるそうです。
私はなんとく飲んでいるだけだったんですが、普通は1日500ml1本も飲まないようですね。
普段から2本、暑くなってくると3~4本くらいは飲んでいました。

スポーツドリンクにはオリゴ糖やブドウ糖など糖分が多く含まれていることは想像していましたが、500ml1本の中に角砂糖15個~20個分も糖分が入っているそうです。
しかも、飲料の中に入っている糖分は単純糖ですぐに身体に反応するので食べ物より危険だそうです。

運動後に補給する分には問題は少ないらしいのですが、運動もしない人が一日2l程度飲んでいると「ペットボトル症候群(ソフトドリンクケトーシス)」になってしまうそうで、こうなれば2ヶ月程度の入院が必要で、10~20%はそのまま重度の糖尿病になってしまうそうです。

運動しない人がスポーツドリンクを飲むと、血糖値が上がります
   ↓
血糖値が上がると、のどが渇いてきます
   ↓
のどの渇きを癒すために、スポーツドリンクを飲みます
   ↓
スポーツドリンクを飲んだ結果として、ますます血糖値が上がります
   ↓
血糖値が上がる結果として、ますますのどが渇きます

悪循環の結果、健康な人がひと夏であっという間に重度糖尿病になってしまうそうです。

膵臓が弱っている人は要注意ですね。

といことで、運動時以外はペットボトル飲料の摂取をやめて普段は水かお茶にするよう申し付けられ、2ヵ月後に改善されているか経過観察となりました。


[ 2009/06/19 00:11 ] 膵炎 慢性膵炎 | TB(0) | CM(4)

膵仮性嚢胞 5

4.外科的治療

4-1.外科的治療の適応は?

保存的治療および内視鏡的治療の非奏功例、内視鏡的治療の不適格例が外科的治療の適応である。
内視鏡的治療の不適格例とは、出血・感染などを合併した症例、解剖学的に内視鏡的治療が困難な有症状例、静脈瘤が存在する有症状例、悪性疾患が考慮される症例などである。
内瘻術は嚢胞壁が消化管壁との吻合に耐えることができ、嚢胞内容が感染していない場合に、外瘻術は嚢胞壁が未成熟な場合、感染嚢胞、一般状態不良な患者に対して行われる。
切除術は悪性腫瘍の合併が考えられる場合、局在などから内瘻術・外瘻術が不可能な場合に行われる。


膵仮性嚢胞の治療に関して、保存的治療、内視鏡的治療、外科的治療を比較した無作為試験、前向き試験は存在しません。
そのため膵仮性嚢胞の治療は、成因、大きさ、症状、随伴所見などにより、個別に検討する必要があります。
無症状症例は治療の対象になりませんが、有症状で自然消退が期待できない例には、まず侵襲の少ない内視鏡的治療を考慮します(自然消退についてはⅠ―4を参照)。
積極的治療の対象になるのは「large(大きな)」「persistent(持続する)」「complicated(合併症のある)」症例です。
内視鏡的嚢胞ドレナージ治療の不適格例は、出血・感染などを合併した症例、胃・十二指腸と嚢 胞の距離がある症例、静脈瘤が存在する症例、悪性疾患が考慮される症例などで、これらの症例が外科的治療の適応になります。
切除術の適応となる仮性嚢胞は、尾部病変で他の方法でのアプローチが困難かつ(体)尾部切除が容易な場合、出血例などが挙げられますが、通常、切除術は周辺臓器との癒着が高度で困難なことが多いとされています。
近年では内視鏡的ドレナージでも壊死物質を含む嚢胞や感染性嚢胞に対してアプローチする報告も見られており、今後、適応が変化する可能性があります。

4-2.外科的治療の手技は?

原則的に内瘻術が行われるが、外瘻術・切除術が適応になる症例もある。
低侵襲を考慮した腹腔鏡下手術も治療の選択肢となる。
慢性膵炎由来の膵仮性嚢胞では、膵管減圧術のみ行うこともある。


膵仮性嚢胞の治療は従来外科的治療のみが選択しうる唯一の手段であったが、内視鏡的治療の進歩、腹腔鏡下手術の出現で大きく変貌しました。
しかし、外科的治療の果たす役割はいまだ大きく、そのgold standard は内瘻術(嚢胞胃吻合術、
嚢胞十二指腸吻合術、嚢胞空腸吻合術)です。
外瘻術は主に感染合併症例、嚢胞壁の菲薄な症例に行われ、多くは急性膵炎由来の膵仮性嚢胞が適応となります。
しかし、外瘻術が行われる症例は、感染性膵壊死症例や膵膿瘍症例であり、いわゆる膵仮性嚢胞ではないことが多い点は注意すべきです。
切除術(膵体尾部切除術、幽門輪温存膵頭十二指腸切除術、十二指腸温存膵頭切除術など)は、仮性動脈瘤合併例、出血例、胆道狭窄(閉塞)例、十二指腸狭窄例、多発小嚢胞例、悪性疾患合併例など限られた症例に行われます。
近年、膵領域でも適応されるようになった腹腔鏡下手術で、膵仮性嚢胞に対する内瘻術(嚢胞胃吻合術、嚢胞空腸吻合術)、外瘻術が行われることがあり、通常の開腹術と同等の治療成績とされています。
また、鏡視下に胃内から吻合を作成する胃内手術も報告されています。

4-3.外科的治療の成績は?

開腹術では嚢胞空腸吻合術が行われる頻度が高く、合併症率13.6-18.9%、死亡率0-2.5%とされている。
腹腔鏡下手術では嚢胞胃吻合術が施行される頻度が高く、合併症率4.8-8.3%、死亡率0%とされている。


開腹術に関するレビューでは、手術方法は嚢胞胃吻合術107 件、嚢胞十二指腸吻合術28 件、嚢胞空腸吻合術186 件で、奏効率がそれぞれ90%、100%、92%、全体の合併症率16%、死亡率2.5%であったとされています。
同時期の内視鏡的治療成績は、17 件(466 例)のケースシリーズのレビューで合併症率13.3%、外科治療を要した症例15.4%、死亡率0.2%と報告されていますが、症例の背景が異なるため、これらを単純に比較することはできません。
急性膵炎後の膵仮性嚢胞72 例のケースシリーズでは、12 例が保存的に軽快、15 例に内視鏡的治療、10 例に経皮ドレナージ、37 例に外科的治療(内瘻術35 例、切除術2 例)が行われ、外科
的治療の成績は合併症率18.9%、死亡率0%で、成因により治療成績が異なる可能性を示唆しています。
また、慢性膵炎による膵仮性嚢胞103 例に対して56 例に膵管空腸吻合術+嚢胞ドレナージ (内瘻術)を、47 例に膵管空腸吻合術のみを行い、合併症率13.6%、再手術率 0%、死亡率0%と良好な手術成績から、膵仮性嚢胞に対する治療としては膵管減圧術のみで十分であるとされています。

腹腔鏡下手術に関するケースシリーズのレビューでは、10 件104 例(嚢胞胃吻合術78 例、嚢胞空腸吻合術11 例、嚢胞十二指腸吻合術1 例、外瘻術13 例)を行い、合併症率4.8%、再発率1.9%、死亡率0%と報告されています。
最近の報告では、膵仮性嚢胞手術108 例(腹腔鏡下嚢胞胃吻合術90 例、腹腔鏡下嚢胞空腸吻合術8 例、腹腔鏡下外瘻術8 例、開腹嚢胞胃吻合術2 例)で、合併症率は全体で8.3%(腹腔鏡下嚢胞空腸吻合術2.2%、腹腔鏡下嚢胞空腸吻合術1.3%、7 腹腔鏡下外瘻術75%)、再発率0.9%、死亡率0%とされています。

4-4.外科的治療の偶発症は?


術式にかかわらず最も注意すべき偶発症・合併症は出血である。
術後合併症としては、出血、腹腔内感染、腹腔内膿瘍、膵瘻の頻度が高く、
外瘻術では膵外瘻(膵液排出遷延)の頻度が高い。


外科的治療の偶発症・合併症で最も重要なのは出血です。
膵仮性嚢胞症例では炎症による門脈狭窄(閉塞)、脾静脈狭窄(閉塞)で側副血行路の発達した
症例、仮性動脈瘤を合併する症例がみられ、術中操作に術中超音波検査を用いるなど十分な注意が必要とされています。
術後出血は、吻合部出血、潰瘍形成、仮性動脈瘤形成などにより起こり、その頻度は開腹手術で4.5-10.8%と報告され、慢性膵炎由来のものより急性膵炎由来の膵仮性嚢胞で多い傾向にあります。
膵管空腸吻合術103 例のシリーズでは術後出血はなく、腹腔鏡下手術では1.8-1.9%の術後出血率が報告されています。

4-5.外科的治療の予後は?

外科的治療後の膵仮性嚢胞再発率は開腹術で2.6-18.8%、腹腔鏡下手術で 0.9-1.9%と報告されている。
外科的治療後4.8-11 年の経過観察で10.7-38%の症例が死亡している。


手術別にみた膵仮性嚢胞再発率は全体で8.6%(嚢胞胃吻合術12.2%、嚢胞十二指腸吻合術0%、嚢胞空腸吻合術8.3%)となっています。
なお、再発率に関しては、急性膵炎由来と慢性膵炎由来で大きな差はなく、2.6-18.8%と報告されています。
外科的治療を受けた112 例を平均4.8 年追跡したケースシリーズでは12例(10.7%)が死亡しており、55 例を平均11 年間追跡したケースシリーズでは、21 例(38%)が死亡したとされています。
慢性膵炎症例の平均余命は健常者より有意に短いことが知られています。
厚生労働省難治性疾患克服研究事業で1994 年に行われた慢性膵炎全国調査では、2006 年に予後調査を行い追跡可能であった703 例中265 例(36.4%)が死亡しており、外科的治療の影響というよりは慢性膵炎の病態を反映していると考えられます。

[ 2009/06/18 20:30 ] 膵臓 いろいろ | TB(0) | CM(8)

膵仮性嚢胞 4

B.経乳頭的治療の適応は?

B-1.経乳頭的治療の適応は?

仮性嚢胞と主膵管の間に交通がある場合、仮性嚢胞の乳頭側主膵管に狭窄が存在する場合が経乳頭的治療の適応と考えられている。

経乳頭的ドレナージは仮性嚢胞と主膵管の交通が明らかな場合に考慮されます。
特に、結石等による慢性仮性嚢胞は良い適応であるとされています。
経乳頭的ドレナージの利点は膵液瘻を形成することがないこと、出血の危険がないことだとされています。

B-2.経乳頭的治療の手技は?

嚢胞内または膵管狭窄や嚢胞との交通部を越えた上流膵管内にドレナージカテーテルを留置する。
嚢胞に感染を伴う場合には経鼻膵管ドレナージカテーテルによる外瘻法を選択し、炎症消退後に内瘻法へ変更することが望ましい。


膵仮性嚢胞に対する経乳頭的ドレナージは、CT およびMRCP の情報を参考にして、ERCP の手技に準じて行います。
ドレナージ期間については、嚢胞内にドレナージカテーテルが留置できた場合には、嚢胞が消失する1 週間前後でカテーテル抜去可能であるが、膵管狭窄が残る症例では膵管ステント留置を追加する必要があります。
一方、長期間のステント留置は、膵管の形態的変化や膵実質に炎症性変化を起こすことが報告さ
れているため、嚢胞や膵管狭窄が改善されていれば、可能な限り早期にステントを抜去すべきだとされています。

B-3.経乳頭的治療の成績は?

経乳頭的ドレナージの手技上の成功率は69~100%、有効率は58~88%と比較的良好である。ただし、膵尾部の嚢胞では、膵頭・体部の仮性嚢胞と比較して有効性が低い。

慢性膵炎の膵仮性嚢胞に対する経乳頭的ドレナージの手技上の成功率は69~100%と比較的良好な成績が報告されています。
不成功となる原因としては、膵管内の多数の膵石、慢性膵炎による膵管の強い狭窄や屈曲などが
挙げられています。
経乳頭的ドレナージの有効率は58~88%と報告されいます。
経乳頭的治療が有効となる要因として、膵頭・体部の嚢胞では有効な症例が多いが、膵尾部ではドレナージ効果が乏しいことが多いとされています。
慢性膵炎の仮性嚢胞に対する経乳頭的治療の報告の多くは少数例での検討であり、今後さらに多数例の検討により、経乳頭的ドレナージの有効性がより明らかにされることが望まれます。

B-4.経乳頭的治療の偶発症は?

経乳頭的ドレナージの偶発症は0~15%と報告され、死亡例の報告はみられず、比較的安全な手技である。

膵仮性嚢胞に対する経乳頭的ドレナージの偶発症は0~15%と報告されています。
死亡例の報告はみられず、比較的安全に施行できるものと考えられています。
早期の偶発症としては、急性膵炎、前処置として施行した膵管口切開による出血、仮性嚢胞胆管瘻、嚢胞内感染などが報告されています。
急性膵炎は比較的軽症のものが多く、保存的治療により軽快し、膵管口切開による出血は止血術、仮性嚢胞胆管瘻は内視鏡的胆道ドレナージにより改善しています。
嚢胞内感染は内瘻化した症例や不成功例にみられ、外瘻法への変更や経皮的または経消化管的ドレナージ、手術療法など他の治療法が追加されていることが多いとされています。
後期偶発症としては、ステント閉塞による膿瘍形成、ステント留置部の膵管閉塞、ステントの迷入などが報告されています。

B-5.経乳頭的治療の予後は?

膵仮性嚢胞の再発率は0~12%と報告されており、主膵管狭窄や膵石に対する適切な治療が嚢胞の再発予防に有効である。

経乳頭的治療後における膵仮性嚢胞の再発率は0~12%と報告されています。
経乳頭的ドレナージにより改善した膵仮性嚢胞(26 例)の平均観察期間15 ヶ月での再発率は12%で、経消化管的治療例の再発率(18%)より低率であったと報告されていますが、その要因として主膵管のドレナージが良好になったことが挙げられています。
また、主膵管の狭窄や膵石に対する適切な治療が嚢胞の再発予防に有効であるとの報告もあります。
平均観察期間37 ヶ月において経乳頭的治療が有効となる要因の検討では、主膵管狭窄の存在、嚢胞が膵頭部に存在すること、嚢胞径が6cm 以上であること、および発生後6 ヶ月以内であることが良好な予後と関連すると報告されています。
慢性膵炎は大小の膵炎発作を繰り返し、しだいに膵線維化が進行して内外分泌が低下する非可逆性の難治性炎症性疾患です。
膵仮性嚢胞はその合併症の一つであるため、禁酒をはじめ基本的な治療を行うと同時に、長期にわたる注意深い経過観察が必要です。

[ 2009/06/18 19:31 ] 膵臓 いろいろ | TB(0) | CM(0)

膵仮性嚢胞 3

Ⅲ.治療

1.どのような症例を治療するか?

原則として腹痛、感染などの有症状例を治療対象とする。増大例、仮性動脈瘤破裂などの危険が予想される場合も適応が検討される。腫瘍性病変に合併した仮性嚢胞も治療の対象である。

仮性嚢胞はかなりの頻度で自然消退することが知られています。
無症候性の膵仮性嚢胞についても,75 例の検討において、36 例(48%)で経過観察を行い、平均1 年の観察期間の間に36 例中21 例(60%)で自然消失が得られ、14 例で不変もしくは縮小が観察されたとされています。
経過観察中、重篤な合併症の発生も低率であることが知られるようになってきています。
以前は大きさ(直径6cm 以上)も適応の決定に用いられていましたが、大きさをもって適応を決定するという意見は減少しています。
感染を合併する場合には、より早い段階で介入が行われ、増大例、仮性動脈瘤破裂などの危険が予想される場合も治療的介入が考慮されます。
当然のことながら、他の嚢胞性膵疾患と鑑別することが最重要です。

2.治療法にはどのような方法があるか?その選択は?


薬物療法、IVR(US/CT ガイド下経皮的ドレナージ)、内視鏡的治療、外科手術がある。選択に関して確立されたコンセンサスはない。

膵仮性嚢胞の薬物療法としてソマトスタチン誘導体であるoctreotide acetate を用いた報告がありますが、ごく少数例での報告で、さらなる検討が必要とされています。

各治療法の比較試験の成績について報告がなく、エビデンスに基づいた治療法の選択は困難な状況である。
経皮的ドレナージは奏効率、偶発症、再発率からみて不十分な点があることから現在、第一選択とはしない傾向にあります。
内視鏡的治療と外科手術は手技的成功率、偶発症発生率、再発率からみて同等の成績が報告されています。
侵襲性を考慮してまず内視鏡的治療を行い、効果が不十分な場合に外科手術をすることが、ある程度受け入れられているようです。

3.内視鏡的治療

A-1.経消化管的治療の適応は?


消化管壁との癒着が完成し、嚢胞壁が安定化した仮性嚢胞がよい適応である。

消化管壁と仮性嚢胞が癒着している場合に、経胃もしくは経十二指腸的に内視鏡的に仮性嚢胞をドレナージすることが可能です。
特に、慢性膵炎急性増悪後の急性仮性嚢胞であれば網嚢が嚢胞腔となることが多くこの場合は胃壁が嚢胞壁を形成するため経胃的ドレナージの良い適応であるとされています。
消化管から密着した部位を選択できない場合には、穿孔の危険があるので選択すべきでないとされています。
EUSの登場により穿刺ドレナージが可能な対症例がひろがっており、以前は嚢胞内容に壊死物質の存在が疑われる場合は奏功率が低下し、偶発症発生率が上昇するとして、外科手術の適応とさ
れてきた症例にも内視鏡的治療が試みられています。
ただし、これらの報告例は熟練した内視鏡医による成績であり、普遍化には慎重であるべきで、外科、時には放射線科のバックアップのもとに行う必要があります。

A-2.経消化管的治療の手技は?

経消化管的内視鏡的ドレナージの方法には、内視鏡直視下ドレナージEUS ガイド下嚢胞ドレナージがある。内視鏡直視下ドレナージでは術前にEUS にて嚢胞を観察した後に行う方法もある。

近年、EUS の普及に伴いEUS ガイド下嚢胞ドレナージの報告が多くなっています。

A-3.経消化管的治療の成績は?

経消化管的嚢胞ドレナージの成績は65~85%と比較的良好な結果が報告されている。

膵仮性嚢胞の内視鏡治療の成績については、内視鏡直視下ドレナージ、EUS ガイド下ドレナージ、経乳頭的アプローチを一括して報告されているものがほとんどですが、その成功率は65~89%です。
これら3 つの手技について比較検討した報告によると、成功率に差がないとするものが多く出されています。
内視鏡治療の成績については、嚢胞の成因を考慮していないものが多いが、慢性仮性嚢胞が慢性膵炎急性増悪を含む急性仮性嚢胞に比して治療成績は良好であったとの報告があります。

A-4.経消化管的治療の偶発症は?

膵仮性嚢胞の内視鏡治療の偶発症として、出血、嚢胞感染、穿孔、ステント迷入逸脱が主に挙げられる。頻度は低いが他臓器の誤穿刺の報告も認める。
発症全体の発生頻度は0~21.9%と幅がある。


文献的にみた経消化管的治療の偶発症の発生頻度は、出血(3.3~18.2%)、嚢胞感染(0 ~
17.9%)、穿孔(0~5.8%)、ステント迷入・逸脱(3~5.8%)89)、報告されています。
通常の内視鏡を用いた経胃的穿刺によるドレナージ法では、基本的には嚢胞に対してはブラインドでの穿刺となるため、15%を超える高い偶発症発生率が報告されています。
一方、EUS 画像をガイドとする穿刺ドレナージでは、11%程度の偶発症発生率が報告されていますが、内視鏡的にコントロールができなかった出血は1%以下とされています。
経消化管的治療における穿刺方法(通電針を用いるか、非通電針を用いるか)によっても偶発症発生には差がみられ、双方の治療成功率には差が見られなかったものの、通電針の場合の出血率は15.7%であった一方で、非通電針では4.6%の出血率であったとの報告があります。

A-5.経消化管的治療の予後は?


経消化管的治療全体の初回治療成功例における再発は稀であり、予後は良好である。なお、内視鏡直視下ドレナージとEUS 下ドレナージで長期成績に有意な差を認めていない。

経十二指腸的治療は経胃的治療よりも長期成績は良好である。

膵仮性嚢胞に対する経消化管的治療全体での長期成功率は62%から92%と報告されていますが、慢性膵炎に伴う仮性嚢胞の初回治療成功例では平均6 か月から48 か月間の経過観察で再発は極めて稀とされています。
経胃的治療と経十二指腸的治療との比較では長期成功率はそれぞれ36-62%、73-83%との報告があり、経十二指腸的治療は経胃的治療よりも長期成績が良好です。

[ 2009/06/18 18:56 ] 膵臓 いろいろ | TB(0) | CM(0)

膵仮性嚢胞 2

 Ⅱ.診断

1.血液検査は有用か?

膵仮性嚢胞に特徴的な血液検査所見はない。

膵仮性嚢胞の治療適応を考えた際には、その嚢胞が腫瘍性嚢胞か否かの診断は重要となり、こ
の際には腫瘍マーカー(CA19-9、CEA など)の検査は画像診断の一助となります。
アミラーゼが高い、低いなどは膵仮性嚢胞の有無とは関係ありません。

2.超音波検査は有用か?

膵仮性嚢胞の存在診断としては有用であり、急性仮性嚢胞においては経時的変化を追うことが質的診断にも役立つ場合がある。また、感染や出血などの合併症の治療適応を判断する一助となる。

超音波検査は膵仮性嚢胞の存在診断として簡便で有用です。
ただし、外部エコーでは病変がわかるだけで次の検査へと進むことが必要です。

3.CT 検査は有用か?

膵仮性嚢胞の存在診断・質的診断において有用性が高い。また、各種合併症の治療適応を判断するために重要な検査である。

CT 検査は超音波検査に比してより客観的に嚢胞を観察でき、造影CT による血行動態も評価できるため、存在診断のみならず質的診断にも有用性が高いものです。
大きさや局在、壁肥厚程度などについても経時的な観察が可能です。

CT 検査は合併症診断においても有用です。

膵仮性嚢胞の質的診断において腫瘍性嚢胞との鑑別が重要となるが、超音波検査に比してCT では腫瘍性嚢胞との鑑別診断能が高くなっています。
しかし、超音波検査同様に通常のCT 画像のみでの鑑別は困難な場合も多く、近年はMDCT が発
達してきており膵癌に伴う嚢胞や嚢胞性膵腫瘍との鑑別に有用であるとされています。

4.MRI・MRCP は有用か?

MRI・MRCP は、膵管と嚢胞の情報が同時に得られ膵仮性嚢胞の診断に有用である。

MRI・MRCP は低侵襲であり、嚢胞と膵管像の描出が同時に可能なことからCTとERCP の両者を行うのとほぼ同等の情報が得られるとされています。
MRCP による正常な主膵管画像評価は、感度98 %、特異度94 %とされています。
さらに、MRCP では主膵管と拡張した分枝が描出され、同時に仮性嚢胞の描出能は高くなっています。

5.ERCP は有用か?


ERCP は膵管と交通のある嚢胞を直接造影でき、嚢胞内の腫瘤や粘液が透亮像として描出できる。症例によっては診断と同時に治療を行うことができる。

ERCP は膵管と交通のある嚢胞を直接造影でき、嚢胞内の腫瘤や粘液が透亮像として描出できます。
また、嚢胞内容物が膵管内や十二指腸への流出を確認できることもあります。
ただし、膵管内乳頭状粘液性腫瘍のように嚢胞内容物が粘稠な場合には描出できないことがあり、ERCP による膵仮性嚢胞の描出率は50-70%とされています。
ERCP では背景にある膵病変の確認ができ、慢性膵炎に合併する場合には、主膵管狭窄や膵石症の診断が容易にできるため有用です。

膵仮性嚢胞と診断された時に、最も重要なのは処置が必要であるかの判断ですが、ERCP は膵仮性嚢胞の手術が必要な例において重要な情報を得る事ができます。

6.EUS は有用か?


EUS は嚢胞壁の肥厚の程度、隔壁の有無や嚢胞内容物の性状や隆起の描出に優れ、消化管との距離を明確にでき、また介在する構造物の有無を確認できることから膵仮性嚢胞の診断に有用である。

EUS は消化管ガスや皮下脂肪の影響が少なく、腹部US では困難な膵鈎部や尾部の描出も可能であり、膵実質や膵管の観察が詳細にできるという利点がります。
EUS による膵嚢胞の描出率は98.8%とされています。
EUS は解像力が優れており、US では描出できない慢性膵炎の軽度の変化まで描出が可能であり、仮性嚢胞では実質の石灰化や慢性膵炎の膵管の不整拡張などが描出されます。
また、嚢胞壁の肥厚の程度、隔壁の有無や嚢胞内容物の性状や隆起の描出に優れています。
また、慢性仮性嚢胞の場合はその原因となる結石等の描出にも有用です。
EUS では細径の針による吸引細胞診、すなわち、FNA(fine needle aspiration)が可能で、本邦ではあまり行われないが、欧米では嚢胞液の採取による診断に応用されています。

[ 2009/06/18 18:53 ] 膵臓 いろいろ | TB(0) | CM(4)

膵仮性嚢胞 1

「膵仮性嚢胞の内視鏡治療ガイドライン」が日本膵臓学会より発刊されます。

原案を何回かに分けてご紹介します。

Ⅰ.疾患概念と病態

 1.膵仮性嚢胞とは?


膵嚢胞とは、膵内あるいは膵周囲に形成された中空の構造で、壁に囲まれた内腔に、膵液、粘液、血液などの内容物を容れたものをさすが、嚢胞壁内腔面に上皮細胞を認めないものを仮性嚢胞と呼ぶ。

腫瘍性嚢胞------漿液性嚢胞腫瘍、粘液性嚢胞腫瘍、IPMN、MCNなど

非腫瘍性嚢胞----仮性嚢胞、先天性嚢胞、貯留嚢胞
  |
   |--急性仮性嚢胞……急性膵炎続発した仮性嚢胞
   |
   --慢性仮性嚢胞……慢性膵炎に合併し、確実な壁をもち、
                 先行する急性膵炎発作を認めないもの

急性膵炎後に滲出液が貯留する頻度は約40%で、最終的には約10%で嚢胞が形成されるとの報告があり、慢性膵炎における膵仮性嚢胞の頻度は30%程度と報告されています。
慢性膵炎の成因別にみると、アルコール性慢性膵炎では非アルコール性慢性膵炎と比べて仮性嚢胞の合併率が有意に高いとされています。

 2.臨床症状は?


膵仮性嚢胞の症状としては、腹痛、悪心・嘔吐、腹部腫瘤、黄疸、体重減少、消化管出血などがあげられています。

97例の検討では、腹痛72%、悪心・嘔吐38%、発熱7%、腫瘤6%、腹水5%、黄疸3%、体重減少3%、出血1%、偶然の発見4%であったとの報告があります。

 3.どんな合併症があるか?


膵仮性嚢胞の合併症には、感染、閉塞、破裂・穿通、出血がある。慢性膵炎急性増悪に合併する急性仮性嚢胞のほうが合併症をきたしやすく、大きさが6cmを超える場合はその発生頻度が高くなる。

慢性膵炎に伴う膵仮性嚢胞には、慢性膵炎急性増悪に続発して壊死組織や血液・滲出液などが線維性被膜で被包化されて形成されるものと、膵管狭窄や膵石などによる膵液うっ滞が嚢胞を形成するものがあります。
この病態の違いにより、合併症の発生頻度には差がみられ、慢性膵炎後急性増悪での仮性嚢胞は壁の脆弱性や周囲の炎症性変化により合併症を来しやすいとされています。
合併症の発生頻度は、慢性膵炎に限った数値は明らかではないが、経過観察例の30-50%で重大な合併症が発生したとの報告もあります。
また、その発生率は仮性嚢胞形成からの期間にも依存するとされています。
特に急性仮性嚢胞においては、発生後6 週間を超えた嚢胞では自然消退は期待できず合併症発生率も高いことが報告されています。
嚢胞形成期間とは特に関係なく嚢胞径が6cm を超える場合には自然消退の可能性は低くなり合併症の発生が増えるとの報告もあります。

膵仮性嚢胞の合併症は大きく4 つに分類されます。


1)感染
:嚢胞内感染をきたすことがある。一般には慢性膵炎急性増悪後の
仮性嚢胞に起こることが多い。膵管狭窄などにより形成された慢性仮性嚢胞では感染をきたすことはまれである。

2)閉塞:嚢胞により消化管や胆道の閉塞を起こすことがある。消化管閉
塞としては一般的には胃・十二指腸が多いが、まれに下部消化管閉塞も起こすこともある。

3)破裂・穿通:腹腔内への破裂、消化管や周囲臓器(肝臓や脾臓)への穿通が報告されている。嚢胞内の膵酵素により消化管壁の脆弱化を招き消化管に穿通する症例はまれではない。

4)出血:嚢胞内出血に関しては、嚢胞壁の血管破綻によるもの、または周囲への炎症波及による周囲動脈の破綻や嚢胞周囲に仮性動脈瘤が形成され嚢胞内へ穿破することで嚢胞出血をきたすものなどがあげられる。

4.自然治癒はあるか?

慢性膵炎急性増悪に続発して形成される仮性嚢胞では嚢胞径が6cm 以下であれば自然治癒が期待できる。しかし、膵管狭窄や膵石などによる膵液うっ滞による仮性嚢胞では自然治癒はほぼ期待できない。

一般的な膵仮性嚢胞の自然消退率は4-60%と報告によって大きな幅があります。
慢性膵炎に伴う膵仮性嚢胞には、慢性膵炎急性増悪に続発して形成されるものと、膵管狭窄や膵石などによる膵液うっ滞が嚢胞を形成するものがありますが、これまでの自然消退に関する報告は前者に対するものが多くなっています。
嚢胞発生から6 週間以内では40%に自然消退が認められ合併症発生率も20%程であったが、12 週を超えたものでは消退例はなく合併症発生率も67%であったがあり、長期間では嚢胞壁が成熟することが自然消退率の低下に関連しているとも考えられています。
一方、偶発症発生がなく長期間経過を見ることができた非手術症例での自然消退は60%程度に見られたとの報告がります。
これらの報告では嚢胞の径と合併症に関連した手術施行率を検討し、径 6cm 以下の嚢胞であれば自然消退を期待して合併症発生に十分注意しながら経過観察が可能とされています。
急性・慢性膵仮性嚢胞は問わず対象症例の約40%では保存的に経過観察が可能であったとの報告があるが、慢性膵炎に関連した仮性嚢胞では、合併症などにより何らかの治療を必要とした期間は平均13 週で、平均嚢胞径は7cm とされています。

慢性膵炎に合併した膵仮性嚢胞の自然消退に関しては一定の見解は得られていませんが、これまでの報告を総合的に考慮すると、膵仮性嚢胞の自然消退は嚢胞径が6cm 以下であれば出現してから長期間経過してもその可能性はあるものの、偶発症発生の観点からは嚢胞発生から6 週間以上経過した6cm を超える膵仮性嚢胞、および膵管狭窄や膵石などによる膵液うっ滞が成因の嚢胞に対しては、自然消退を期待せず何らかの治療を行う必要性が伺えます。

[ 2009/06/18 18:31 ] 膵臓 いろいろ | TB(0) | CM(0)

Oh! RADIO & 激しい雨

忌野清志郎の新作にして遺作「Oh! RADIO」が発売されました。

果たしてどれくらいのセールスを記録するのでしょうか?「けいおん!」に勝てるのか?

初回特典はポストカード、フジロックの招待抽選券、マント抽選券でした。

Oh! RADIO」は、今月に入ってからこれでもかとラジオからTVから流れてきているので、今更感想を書くこともないので書きません。
ジャケットは篠山紀信氏の昔の写真に清志郎の手を重ね合わせたものです。
出来ればライブの映像が良かったなぁと思いますが、PVに合わせたのかもしれませんね。

C/Wは「激しい雨」で「2006.05.14 Private Session」と記してある通り、ロッ研で作られたデモ版です。
これを入れるなら昔のマキシシングルのようにライブVer.を入れてそれのおまけで良かったんじゃないかなと思いました。
こちらも頻回にオン・エアーされていたのでビックリはしませんでしたが、「夢助」に収録分よりもビートは効いていませんがアップ・テンポで軽く仕上がっています。

Oh! RADIO
Oh! RADIO忌野清志郎

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おすすめ平均 star
star目に浮かぶようだ
starキヨシロー
starサイコーだぜベイベー





今日は「どんちゃん画報」も届くし、いろいろなニュースが出ましたが、この流れも、次の二つ、フジロックと清志郎個展でいったん落ち着くのではないでしょうか。

1ヵ月後のフジロック、25日が清志郎追悼にあてられることが発表されました。

忌野清志郎 スペシャル・メッセージ・オーケストラ

『俺たちのロックスター清志郎は今、ギターと一緒にサイクリングしながら銀河の色んな星をソロツアーしていますが、7月25日土曜の夜、フジロック.グリーンステージで彼のバンド NICE MIDDLE with New Blue Day Horns とロックン・ロール・ショーをやります。
この夜は彼の音楽友達も参加します。そして皆さんと歌って踊って大騒ぎをして、清志郎君の久々の凱旋公演を楽しみましょう。』

NICE MIDDLE with New Blue Day Horns /仲井戸“CHABO”麗市 / Leyona / Chara / 甲本ヒロト / 真島昌利 /トータス松本 / UA / Char / WILKO JOHNSON & NORMAN WATT-ROY /BOOKER T. / 泉谷しげる


清志郎は音楽やってなかったら画家になっていたというほど絵画好きでした(僕の好きな先生のモデルも美術の先生でした)が、生前かなわなかった個展が開催されるというニュースも流れました。

アートから覗く「忌野清志郎の世界」今夏開催決定

忌野清志郎の個展「忌野清志郎の世界」が、8月22日から9月13日までラフォーレミュージアム
原宿にて開催される。これは清志郎の意向を受けて立ち上げられた企画で、彼が描きためて
いた油彩、絵本の原画、イラスト、スケッチなど、未発表作を含む作品を展示。また、ポートレ
イトやLP、ステージ衣装や楽器、ツアーグッズ、さらに愛用の自転車などの私物も公開され、
タイトルどおり「忌野清志郎の世界」をさまざまな角度から堪能できる内容となりそうだ。
また、会場では展示絵画作品を掲載した作品集や、新作グッズなども販売予定。ポスターや
フライヤーなどのデザインは、清志郎が一緒に仕事をしたいと熱望していた横尾忠則が手がける。
10代の頃、一時期美術家を志していたという清志郎。音楽だけでなくアート方面でも才能を発
揮した彼の魅力を、この機会に確かめてみよう。
なお、展示絵画作品や、展覧会では展示しきれない作品なども網羅した作品集
「忌野清志郎の世界(仮)」が会期にあわせてぴあより刊行される。


清志郎の作品は都立日野高校OB展などで見ることが出来ます。


[ 2009/06/17 21:12 ] いろいろ 趣味 | TB(0) | CM(2)

小人の靴

グリム童話「小人と靴」……ほとんどの人が小学校で読んだお話です。

正直者がゆえに貧乏な暮らしをしている靴屋の老夫妻が、ある日机の上に靴の材料を出したまま寝てしまったら、翌朝、素敵な靴が出来上がっていました。
その靴を売ったお金で新しい靴の材料を買って机の上においておいたら、翌日また靴ができていました。
それを繰り返すうちに、靴屋は金持ちになりました。
不思議になった靴屋は夜そっとのぞいてみると、裸の小人が現れて靴を作ってくれていたのでした。
そのお礼に靴屋は小人のために服と靴を置いておくと、小人は大変喜んでくれましたが、そのまま消えて、二度と夫婦の前に現れることはありませんでした。

人によっては、老夫婦が若夫婦であったり、小人さんの数がいろいろだったり、最後の夜が感謝祭であったりクリスマスであったりと覚えていますが、あらすじとしてはほとんど同じですね。

小人といえば日本では「一寸法師」のような手のひらに乗るくらいの大きさを想像されることがありますが、西洋の小人はたいてい、伝説・物語などに出てくる体の小さい想像上の人間で、白雪姫に登場するような感じです。
「ロードオブザリング(指輪物語)」に登場するドワーフがイメージしやすいでしょうか。


このお話は、「なぜ、小人が現れたのでしょう?」「どうして小人は服と靴をもらったあと姿を消してしまったのでしょう?」ということを考えるお話なのですが...

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小人が姿を消した理由はともかく(お話としてはこちらが主題ですが...)

「なぜ、小人が現れたのでしょう?」には

「寝る前にマイスリーを飲んだから」でしょうか……(笑)

「マイスリー」は超短時間型の睡眠導入薬で、効き目が早く、
睡眠作用に比べ、抗けいれん作用、筋弛緩作用などは弱い。
持ち越し効果が弱く、翌朝の眠気や不快感が少ない。
薬に対する慣れ(耐薬性)や中止時の不眠(反跳性不眠)も少ない。
といった新しいタイプの睡眠導入剤です。

ほかの薬と違って「マイスリー」や「アモパン」などは”眠くなる薬”ではなく”眠れる薬”ですから、眠る用意が万端に出来て、すぐに布団に入れる状態で服用するのが正しい用法です。

服用してから静かに目を瞑っていれば15分~30分くらいで、プツッとスイッチが切れるように眠れるように出来ています。

超短時間型ですから服用してから30分もグダグダしていると効果はなくなってしまいます。
私の場合は始めに1錠飲んで(+「レンドルミン」×2、「サイレース」×1)、安静にして30分ほどしても眠れなかったらもう1錠足しています。

この「マイスリー」、体内から2時間ほどで消えてしまうので翌日に持ち越すこともなく、いわゆる切れのよい薬として評判も良いのですが...

小人さんが出る
ときがあります=一過性前向性健忘(服薬後寝るまでの出来事を覚えていない、夜中に起きたときの出来事を覚えていない。)

この小人さん、洗濯や洗い物をしてくたり、お掃除お片づけをしてくれる役立つ小人さんであればいいのですが、
いろんなところに電話をしたり、メール魔であったり、ネットショッピングでいらないものをポチっとしてくれたりする小人さんもいます。

豪快な小人さんは勝手に車の運転をしたり、プロポーズをしたりすることもあるようです。

私の処方してもらってるマイスリーには小人さんがついてこないのですが、長時間飛行機に乗ったり長距離バスに乗るときに服用するのは、突然小人さんが出てこないかドキドキします。(笑)

[ 2009/06/14 19:15 ] 膵炎 薬 | TB(0) | CM(2)



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