膵炎 明日はどっちだ

ペットボトル症候群 

エレンタールが膵炎の薬として(栄養補助では前から使われていましたが)治験が始まったとの噂を聞いて(遅いっ)病院に行って来ました。

本当はHbA1c6.8%という数値を受けて糖尿外来へ遊びに行って来ました。

再検査したところで血糖値と違って「HbA1c」は短期のうちに数値が変わるものではないし、かといって2ヶ月後まで放置しておくにはあまりに高いのでビクビクしながらのぞいてみたわけです。

結論はタイトルにあるように「ペットボトル症候群(ソフトドリンクケトーシス)」。

一夏に一回は特集が組まれるほどメジャーなようですが、私はまったく知りませんでした。

スポーツドリンクや野菜ジュースなどを、健康に良いと考えて飲んでいる方がときどきいるそうです。
私はなんとく飲んでいるだけだったんですが、普通は1日500ml1本も飲まないようですね。
普段から2本、暑くなってくると3〜4本くらいは飲んでいました。

スポーツドリンクにはオリゴ糖やブドウ糖など糖分が多く含まれていることは想像していましたが、500ml1本の中に角砂糖15個〜20個分も糖分が入っているそうです。
しかも、飲料の中に入っている糖分は単純糖ですぐに身体に反応するので食べ物より危険だそうです。

運動後に補給する分には問題は少ないらしいのですが、運動もしない人が一日2l程度飲んでいると「ペットボトル症候群(ソフトドリンクケトーシス)」になってしまうそうで、こうなれば2ヶ月程度の入院が必要で、10〜20%はそのまま重度の糖尿病になってしまうそうです。

運動しない人がスポーツドリンクを飲むと、血糖値が上がります
   ↓
血糖値が上がると、のどが渇いてきます
   ↓
のどの渇きを癒すために、スポーツドリンクを飲みます
   ↓
スポーツドリンクを飲んだ結果として、ますます血糖値が上がります
   ↓
血糖値が上がる結果として、ますますのどが渇きます

悪循環の結果、健康な人がひと夏であっという間に重度糖尿病になってしまうそうです。

膵臓が弱っている人は要注意ですね。

といことで、運動時以外はペットボトル飲料の摂取をやめて普段は水かお茶にするよう申し付けられ、2ヵ月後に改善されているか経過観察となりました。

[ 2009/06/19 00:11 ] 膵炎 慢性膵炎 | TB(0) | CM(4)

糖尿病診断基準改定 

米国糖尿病学会(ADA)と国際糖尿病連合(IDF)、欧州糖尿病学会(EASD)が6月5日、合同で新たな糖尿病診断基準を発表しました。

空腹時血糖(FPG)や経口ブドウ糖負荷試験(oral glucose tolerance test;OGTT)による糖尿病診断に代わって、HbA1cが指標となり、「HbA1c6.5%以上を糖尿病とする」と定められました。

ここ数年前からは日本でもHbA1cを指標に使うことが多かったので、殊更ということではないのですが。

(1)糖尿病の基本的概念である持続性高血糖は、空腹時血糖値や食後2時間血糖値などでは代表できず、現行の指標の中ではHbA1cが最も適切である

(2)HbA1cの測定は、空腹時採血や負荷試験を必要としない

(3)現行の治療目標はHbA1cに基づいており、診断でもHbA1cを使った方が診断と治療の間に連続性が認められる

ということで、正式にHbA1cが採用されたそうです。

ヘモグロビンA1c(HbA1c)とは、過去1,2ヶ月の血糖値の状態がわかる値です。
血糖値はそのときの食事内容、体調、ストレスなどに影響を受けやすいのですが、ヘモグロビンA1cは過去1,2ヶ月の血糖値の変動の平均を表しますので、血糖値のコントロールの評価においてよりすぐれているといわれています。

HbA1c(%)評 価
10.0以上非常に悪い
8.0〜9.9悪 い
6.6〜7.9やや高め
5.8〜6.5治療の目標値
5.8 未満健 康


*治療の目標値が健康な人より高めになっているのは、薬などが効きすぎて低血糖ショックを起こすことをおそれて少し高めの設定にしてあるそうです。

これを受けて、日本糖尿病学会でも正式採用へとなるのでしょう。

私は直近の検査値で血糖値は103で境界型糖尿病だったのですが、HbA1cは6.8でしたので新基準に移行すると立派な糖尿病患者になってしまいます。(汗



[ 2009/06/11 18:47 ] 膵炎 慢性膵炎 | TB(0) | CM(2)
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